6143 ソディック 東証1部

PER(株価収益率)10.21倍、PBR(株価純資産倍率)0.77倍、配当利回り2.62%

 2021年8月6日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+229.4%の61.00億円、経常利益+242.1%の70.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年11月9日の687円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年11月24日に1,647円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、1,400円をはさんだもみあいのあと、2018年4月19日の1,417円を高値に、一方的な下落となり、12月25日の625円でいったん底打ちとなりました。

 ここを安値に短期の上昇トレンド(C)へ移行し、2019年の5月14日に1,041円まで上昇して、900~1,000円のボックスで、もみあったあと7月2日の1,005円を高値に、8月28日に700円まで大幅下落し、ここから12月13日に1,061円まで反発したところで、コロナ急落相場に巻き込まれ2020年3月23日の520円で底打ちとなりました。

 現在は、ここからの上昇トレンド(D)の中で、2021年6月4日に1,175円まで上昇して7月9日に981円まで押し目を入れてもみあっているところです。

7955 クリナップ 東証1部

PER(株価収益率)11.15倍、PBR(株価純資産倍率)0.38倍、配当利回り3.68%

 2021年8月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+7.1%の28.00億円、経常利益+6.9%の29.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2016年12月13日に1,002円の高値をつけたあとの調整で、2017年4月17日の780円、2018年3月26日の771円と2点底をつけての反発で、5月31日に902円の戻り高値をつけて下降トレンド(A)に転換しました。

 この下降トレンド(A)の中で、9月27日の851円の高値から大幅下落となって2019年5月24日の497円、8月26日の501円と2点底をつけ、ここから急上昇となって12月10日に810円まで上昇しました。

 しかし、コロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月17日の410円で底打ちとなりました。

 この底打ちからの自律反発で3月27日に595円まで上昇するものの、その後は500~595円のもみあいが続き、7月22日に582円の高値をつけて11月6日に436円までの下落となりました。

 3月17日の410円に対する11月6日の436円が2点底となって上昇トレンド(B)へ移行し、この中で4月19日に600円まで上昇後、5月13日に501円まで押し目を入れて反発しているところです。その後の動きとしては、8月12日に579円の高値をつけて押し目となっています。

6493 日鍛バルブ 東証2部

PER(株価収益率)6.23倍、PBR(株価純資産倍率)0.41倍、配当利回り3.27%

 2021年7月30日発表。2022年3月期決算予想は、前期比で営業利益+1万7,400.0%の31.50億円、経常利益+753.3%の32.00億円と大幅な増収・増益の見通し。

 全体的には、2015年7月14日の539円と2017年10月31日の472円を結ぶ下降トレンド(A)(B)の中の動きとなっています。

 7月14日の539円からの下降トレンド(A)の中で、2016年4月8日に261円まで下げて反発し、2017年10月31日の472円で戻り高値となって、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2018年12月26日に277円まで下げて、2019年2月28日に358円まで反発後、8月15日に248円まで下げて、2020年1月22日の279円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ急落となり、4月3日の175円で底打ちとなりました。

 ここから12月3日の197円、2021年4月26日の209円とゆるやかな上昇トレンド(C)の中で、順上げの3点底となっていましたが、4月26日の209円を安値に急角度の上昇トレンド(D)となり、7月26日に342円まで上昇後、8月2日の297円まで押し目を入れ、8月11日に373円まで再上昇となりました。

 7月30日に決算発表で大幅な増収・増益となったことで8月11日に373円まで上昇し、目先材料出尽くしとなっています。

7888 三光合成 東証1部

PER(株価収益率)7.30倍、PBR(株価純資産倍率)0.65倍、配当利回り3.25%

 2021年7月14日発表。2022年5月期本決算は、前期比で営業利益+20.3%の29.00億円、経常利益+38.4%の27.00億円の増収・増益の見通し。

 2018年2月1日の849円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日の283円を安値に2019年6月4日の305円を2点底にして、12月9日に471円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月13日の216円で底打ちとなりました。

 現在は、この216円からの上昇トレンド(B)の中にあります。この中で5月26日に337円まで自律反発し、ここから2020年7月31日に249円まで下げてもみあい、10月30日の270円を安値に角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、2021年4月7日に509円の高値をつけ反落となって5月17日に413円まで押し目を入れ、7月26日に549円まで上昇して下落となっています。

7613 シークス 東証1部

PER(株価収益率)9.86倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り2.52%

 2021年8月11日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+52.7%の68.00億円、経常利益+48.5%の66.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年7月27日の2,569円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年6月3日の1,123円、8月9日の1,100円と2点底をつけて10月31日に1,697円まで反発し、12月18日の1,678円の高値からコロナ相場となってもみあって急落局面に入り2020年3月23日に638円で底打ちとなりました。

 ここから現在は、上昇トレンド(B)を形成していますが、この中で7月31日の820円を安値に急角度の短期の上昇トレンド(C)へ移行し、2021年2月16日に1,980円と年初来高値をつけました。

 ここから調整入りとなり、7月9日に1,375円まで下げたあと、8月15日の高値期日に向けて大幅下落となりここを通過し、20日は、全体相場の下落にツレ安して1,187円まで下げています。

※日経平均も2月16日に年初来高値をつけて8月15日の信用期日を通過しましたので、ここを通過すれば自律反発が期待できるところです。