梅雨があけたら夏本番! 今年も暑い夏がやってきます。気温の上昇とともに気になるのが電気代の上昇ですね。夏の電気代の大部分を占めるのはエアコン利用によるもの。とはいえ、エアコンの我慢はできない! ちまちました節約は無理! そんな方のために、今回は誰でもできて効果のある「夏の電気代“超”節約術」をご紹介します。
よく聞く節約術の効果検証!私でもできる3つの節約術
ちまたでよく聞くエアコンの節約術。「本当に効果があるの?」と行動を先延ばしにしている方はいませんか? 実は、誰でも簡単にできて効果のある3つの方法があるんです!
1.フィルターを掃除する
エアコンが部屋を涼しくする仕組みを知っていますか? エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで、熱だけを部屋の外に出します。この時、熱が取り除かれて冷たくなった空気を部屋に戻すことで、部屋を涼しくしています。
エアコン内には、ごみやほこりが入らないように空気の吸い込み口にフィルターがついています。このフィルターにほこりなどが詰まっていると空気を吸い込みにくくなり、部屋を涼しくするのに電気をたくさん使うことになってしまいます。
フィルターを掃除して空気を吸い込みやすくすることで、空気の入れ替えの効率が上がり、少ない電力で部屋を涼しくすることができるようになります。
2.室外機に日よけをつける
エアコンが吸い込んだ部屋の暖かい空気は、室外機から外に排出されています。室外機の周りの温度が高くなると室外機が熱を排出しにくくなり、多く電気を使うことになってしまいます。室外機に日よけをつけて温度の上昇を抑えると、効率よく熱を排出できるようになります。
また、室外機の前に物を置いたり、カバーで覆ってしまうと、熱を排出しにくくなります。室外機の前は風通しを良くし、空気がスムーズに流れるようにしましょう。
3.扇風機を併用する
同じ気温でも風がない時よりも風がある時の方が涼しく感じるものです。暑いなと思ったときはエアコンの設定温度を下げるのではなく、扇風機の併用がオススメです。
扇風機を使う分、電気代がかかるような気がしますが、エアコンを1度下げると約10%も消費電力が増えるといわれており、一般的には扇風機の電気代の方が安く済みます。
また扇風機の風の力で部屋の空気を循環させることで、部屋全体を効率よく冷やすことができます。扇風機を併用して電気代を節約しましょう。
電力会社を変えるだけで電気代が安くなる!
まだ電力会社の変更をしたことがない方なら、電力会社の変更で電気代を安くできる可能性大です。検針票を手元に準備して、電力会社の比較サイトから電気代をシミュレーションしてみましょう。
キャッシュバックキャンペーンなども充実していますので、一度変更したことのある方であっても再度他社に乗り換えることで実質お得になるかもしれません。電力会社の変更は新しい電力会社に連絡するだけでOK。自動的に既契約は解約となり、新しい電力会社に変更されます。
ちなみに筆者は電力自由化当初から電力会社を変え始め、1~2年のスパンで電力会社を乗り換えています。月々の電気代が安くなったのはもちろん、キャンペーン分もお得でした。今まで4社を乗り換えましたが、違約金や事務手数料がかかったことはなく、停電などのトラブルもなく快適に過ごせています。
省エネ家電に買い替えで電気代ダウン!補助がある自治体も!
古いエアコンをずっと使っているのなら、最新エアコンに買い替えるだけで電気代を安くすることができます。10年前のエアコンと比較すると約5%(※)電気代が安くなるといわれています。
※2007年と2017年の冷房能力2.8kWhクラスの機種を比較した数値。
5%と聞くと大したことないと思われるかもしれませんが、エアコンはトータルの消費電力量が大きいので金額で見てみると大きな差に。製品の統一省エネラベルを見ると、電気代や省エネ基準達成率などが数値で明記されているので確認してみるとよいでしょう。
省エネ家電の買い替えに対して、ポイントや商品券の付与などの補助を行っている自治体もあります。
東京都では「家庭のゼロエミッション行動推進事業」を行っており、設置済みのエアコン・冷蔵庫・給湯器を、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器に買い替えると「東京ゼロエミポイント」が付与され、ポイント数に応じた商品券とLED割引券をもらうことができます。
東京都以外の方も、お住まいの自治体で似たような取り組みが行われているかどうか、ぜひ調べてみてください。
合わせワザで電気代の節約をしよう!
いかがでしたか? 一つずつの効果は小さいように見えても、これらの合わせワザを駆使すれば、インパクトのある金額が節約可能なのではないでしょうか!? この夏だけでなく継続して電気代の節約になるので、節約効果は絶大です。ぜひお試しくださいね!
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