3834 朝日ネット 東証1部

PER(株価収益率)14.6倍、PBR(株価純資産倍率)1.83倍、配当利回り2.79%

 2021年5月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+5.9%の17.90億円、経常利益+0.2%の17.90億円と4期連続の増収・増益の見通し。

 2016年7月8日の411円を安値とするゆるやかな上昇トレンド(A)の中での大きな動きとなっています。2018年12月26日の461円の安値から2019年7月1日の748円まで上昇し、もみあったあと2020年2月6日の748円でダブル天井となり、ここでコロナ相場の急落局面に巻き込まれ2020年3月13日に549円まで下落しました。

 ただし、この会社はインターネット接続を中心とするビジネスですので、コロナによる巣ごもり需要から追い風となり急騰し、約3カ月後の6月24日に1,433円まで上昇しました。その後、目先の材料出尽くしで、これから1年ほど下落が継続し全値押しの水準に入ってきています。この水準から下はリバウンド狙いで報われそうです。

5976 高周波熱錬 東証1部

PER(株価収益率)12.9倍、PBR(株価純資産倍率)0.41倍、配当利回り3.25%

 2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+171.7%の25.00億円、経常利益+89.8%の28.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 現在のチャートは、2018年1月4日の1,290円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この高値から7月6日の917円まで下げて、10月2日の1,197円まで反発し、ここを高値に12月25日の739円、2019年8月26日の754円と2点底をつけて、10月30日に991円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれてもみあい、2020年2月6日の933円を高値に急落局面でツレ安し、3月13日に502円の安値をつけました。

 ここから5月12日の602円まで反発し、ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、12月1日に432円で底打ちとなり、この下降トレンドを上放れして、今年の3月19日に681円まで上昇し、いったん調整入りとなって5月26日に536円まで下げています。

7245 大同メタル工業 東証1部

PER(株価収益率)17.2倍、PBR(株価純資産倍率)0.52倍、配当利回り3.97%

 2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+166.2%の35.00億円、経常利益+266.1%の32.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2014年10月1日の1,496円の高値に対する2番天井を2018年5月15日の1,458円とし、7月4日に1,036円まで押し目を入れて、8月9日に1,296円まで反発し、ここから下降トレンド(A)となりました。この下降トレンド(A)の中で、1,296円から急落となり、2019年8月15日に562円まで下げて、12月19日の811円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面でツレ安して、2020年3月13日の454円で底打ちとなりました。

 ここから6月10日の604円まで反発したあと、467~600円のボックス相場(B)となっていましたが、この中で11月30日の457円を安値に上昇となり、いったんボックス圏をぬけて2021年3月22日に642円まで上昇しました。その後、押し目を形成しています。

7191 イントラスト 東証1部

PER(株価収益率)19.54倍、PBR(株価純資産倍率)4.15倍、配当利回り1.64%

 2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+10.5%の12.70億円、経常利益+10.8%の12.75億円と7期連続の増収・増益の見通し。

 長期的には、2018年12月25日の296円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で296円を安値とする短期上昇トレンド(B)の中で、2019年8月22日に803円まで上昇し、押し目を入れました。

 そこから2020年1月23日に899円まで上昇したところで、コロナの急落相場に巻き込まれて急落となって3月23日に414円でコロナ相場での底打ちとなり、短期上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で10月20日に1,052円の高値をつけ、11月2日に822円まで反落してもみあい、12月14日の923円を高値に短期の下降トレンド(D)へ転換しました。この中で2021年の5月13日に616円まで下げて反発し、押し目形成となっています。

5986 モリテック スチール 東証1部

PER(株価収益率)46.97倍、PBR(株価純資産倍率)0.88倍、配当利回り0.6%

 2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+196.1%の4.20億円、経常利益+182.1%の3.30億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年1月18日の1,380円を高値とする下降トレンド(A)の中で、4月17日の659円まで大幅下落となったあと、もみあって8月29日の676円の高値から角度のゆるやかな下降トレンドへ移行しました。この中で12月25日に336円まで下げて横もみとなり、2019年6月4日の321円、8月29日の308円と3点底をつけて、10月31日に513円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落局面にツレ安して、3月13日に196円で底打ちとなりました。その後の反発局面で6月23日に335円まで上昇して、下値を切り上げる三角保ち合い(B)となりました。

 この中で煮詰まってきたところで11月19日の287円を安値に急騰し、12月7日に718円まで上昇しました。ここから調整入りとなり、今年の3月5日の387円、4月21日の407円を2点底にして、6月3日に595円まで上昇し、再び押し目となっています。