6489 前澤工業 東証1部

PER(株価収益率)8.06倍、PBR(株価純資産倍率)0.60倍、配当利回り2.48%

 2021年4月12日発表。2021年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+29.4%の23.00億円、経常利益+26.4%の24.00億円と4期連続の増収・増益の見通し。

 2015年7月1日の550円を高値とし、ここからの下落でつけた2点底の2016年6月27日の239円を安値とする中期の三角保ち合い(A)の中のもみあいで、2020年1月9日の414円をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ2月の急落局面でツレ安となって、3月19日の265円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ転換し上放れとなって、10月2日に513円まで上昇しました。

 ここでもみあって10月23日、12月23日とダブル底をつけて急騰し、2021年1月21日に648円まで上昇し、3月5日の552円まで押し目を入れ、再び急上昇となって4月15日に732円の高値をつけ、再び押し目に入っています。

4611 大日本塗料 東証1部

PER(株価収益率)9.56倍、PBR(株価純資産倍率)0.50倍、配当利回り2.96%

 2021年5月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+41.4%の40.00億円、経常利益+25.5%の41.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2017年12月12日の1,948円を高値に、下降トレンド(A)を形成しました。この中で1,948円からの下落で2018年12月25日の890円、2019年5月28日の936円、8月13日の901円と3点底をつけて反発するものの、12月13日の1,242円まで上昇したところでコロナ相場に巻き込まれました。

 その後、1,242円を高値にしてもみあったあと、2020年の2月の急落局面でツレ安し、3月13日に674円まで下げて底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(B)を形成し、9月18日の1,065円まで上昇したところで、10月22日の897円まで押し目を入れ、その後、三角保ち合い(C)となっていましたが、今年の3月29日の992円の高値から下放れとなっています。

 割安株ですので大きく下げたところはリバウンド狙いの買いとなります。

6493 日鍛バルブ 東証2部

PER(株価収益率)4.97倍、PBR(株価純資産倍率)0.34倍、配当利回り4.1%

 2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+1万7,400.0%の31.50億円、経常利益+753.3%の32.00億円と3期ぶりの大幅な増収・増益の見通し。

 現在のチャートは、2015年7月14日の539円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この中で539円の高値からの調整で2016年4月8日の261円でいったんの底打ちとなって反発し、2017年10月31日に472円の戻り天井となりました。

 ここから急角度の下降トレンド(B)へ転換し、この中で2019年8月23日の254円まで下げてもみあったあと、2020年1月22日の279円の高値から、コロナ急落相場の局面で4月3日に175円まで下げて底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(C)へ移行し、この中で4月3日の175円から順上げ3点底となっていましたが、5月13日の決算発表を好感して、5月14日には294円まで上昇し押し目を形成しています。

7245 大同メタル工業 東証1部

PER(株価収益率)16.05倍、PBR(株価純資産倍率)0.48倍、配当利回り4.26%

 2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+166.2%の35.00億円、経常利益+266.1%の32.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年2月18日の安値754円からの上昇で、2018年5月15日に1,458円の高値をつけ、ここを当面のピークにして下降トレンド(A)へ転換しました。

 この中で2019年8月15日の562円まで下落し、ここから下降トレンド(A)を上にぬけて、12月19日に811円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月13日の454円で底打ちとなりました。

 ここからおおよそ450~600円のボックス相場(B)の中の動きとなり、まず底打ち(454円)から6月10日の604円まで上昇後は、もみあいとなって11月30日に457円まで押し目を入れ、ここを2点底にして、短期の上昇トレンド(C)となり、今年(2021年)の3月22日に642円まで上昇して、ボックス相場を抜け出すものの、調整に入って短期の上昇トレンド(C)を切り、押し目中となっています。

 2021年3月期は、自動車や建機向け軸受けは、コロナで数量減、営業赤字ですが2022年3月期は新車需要回復で営業益回復。

7261 マツダ 東証1部

PER(株価収益率)17.46倍、PBR(株価純資産倍率)0.52倍、配当利回り1.55%

 2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+637.0%の650.00億円、経常利益+94.7%の550.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年7月8日の1,208円の安値からの上昇で、12月16日の2,066円まで上昇して戻り高値をつけ、下降トレンド(A)へ転換しました。

 この中で2019年4月18日の1,370円の高値から下落で、8月26日に855円の安値をつけ反発してもみあって、2020年1月20日に1,030円まで上昇したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、2020年4月6日に505円まで下げて、当面の底打ちとなりました。

 ここから4月22日の528円を2点底にして反発し、6月8日に848円まで上昇するも戻り売りとなって10月30日に544円まで下落し、ここを安値に短期の上昇トレンド(B)へ転換して、下降トレンド(A)を突破し、今年の2月8日に1,000円まで上昇後もみあって5月20日に877円で柴田罫線で買転換が出たところです。