4202 ダイセル 東証1部

PER(株価収益率)15.07倍、PBR(株価純資産倍率)1.26倍、配当利回り3.57%

 2021年2月3日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲5.5%の280.00億円、経常利益▲7.2%の295.00億円と4期連続の減収・減益の見通し。

 2015年8月11日の1,793円、11月9日の1,922円、2016年2月4日の1,808円と三尊天井を形成後、大幅下落(A)となって、7月8日の982円でいったん底打ちとなりました。

 ここからの反発で2017年7月14日の1,480円で戻りの1番天井、2018年10月4日の1,415円を2番天井にして、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2019年4月24日の1,285円の高値から8月26日の771円まで大幅下落後、11月13日の1,153円まで反発して、ここからコロナ相場に巻き込まれ再急落となり、2020年3月17日の677円で底打ちとなりました。

 ここから5月27日に1,010円まで自律反発後、三角保ち合い(C)を形成しました。この三角保ち合いが煮詰まったところで上放れし、今年の3月19日に897円の高値をつけてもみあって、5月7日に886円で買転換となっています。

2767 フィールズ 東証1部

PER(株価収益率)-倍、PBR(株価純資産倍率)0.54倍、配当利回り1.95%

 2021年2月10日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲408.6%の▲22.00億円、経常利益▲313.0%の▲20.00億円と大幅な減収・減益の見通し。

 2016年12月14日の1,522円を戻り高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年6月4日の898円まで下落したあと、7月20日の1,247円の戻り高値から大幅下落となりました。

 この中で2019年8月6日の433円、11月11日の478円と2点底をつけて、12月27日に673円まで反発したところでコロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日の260円で底打ちとなりました。

 ここからの自律反発で5月21日の489円まで上昇後、3点底をつけて反発となり、12月21日に541円の高値をつけて、押し目を形成し1月5日の427円を安値に2月25日に650円まで上昇し、もみあったあと下落となって再び押し目を形成しているところですが、先週14日(金)は大きく下落し427円の安値をつけました。

8999 グランディハウス 東証1部

PER(株価収益率)8.04倍、PBR(株価純資産倍率)0.56倍、配当利回り4.55%

 2021年5月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+32.8%の26.00億円、経常利益+14.0%の24.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年6月24日の300円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月10日に612円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の351円まで下げて、いったん反発となりました。

 その後、下降トレンド(B)を上にぬけて2019年3月4日の496円、7月31日の511円、2020年1月22日の514円と3点天井となったところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、4月6日に280円まで下げて底打ちとなりました。

 ここから6月8日の438円まで反発して、三角保ち合い(C)を形成し、この中で煮詰まったところで11月5日の342円を安値に11月30日の397円まで上昇し、もみあって12月30日の402円で買転換となり上放れしました。

 前回は2021年1月8日に買推奨しました。その後、3月22日に522円まで上昇して、目先材料出尽くして4月21日に435円まで下げてもみあっています。

8005 スクロール 東証1部

PER(株価収益率)11.27倍、PBR(株価純資産倍率)1.18倍、配当利回り2.21%

 2021年5月7日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲47.2%の39.00億円、経常利益▲46.8%の40.00億円の減収・減益の見通し。

 2016年11月9日の312円を安値に2018年8月23日に885円まで上昇後、12月25日の336円まで下落し、1年近いボックス相場(C)を形成しました。この中で2019年12月26日に406円の高値をつけたあと、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月13日に236円で底打ちとなりました。

 ここから急角度の上昇トレンド(D)となり、2020年10月15日に1,069円まで上昇し、ここからいったんの調整となって、11月10日の673円、12月22日の693円と2点底をつけ、2021年の1月中旬から急騰し、2月18日に1,485円の高値をつけました。

 ここをピークに急反落となり、4月28日に987円まで下げて、いったん5月6日の1,132円まで反発するも再急落となって5月10日に835円の安値をつけました。

7241 フタバ産業 東証1部

PER(株価収益率)7.77倍、PBR(株価純資産倍率)0.59倍、配当利回り1.95%

 2021年4月27日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+28.5%の100.00億円、経常利益+21.8%の97.00億円の増収・増益の見通し。

 2017年9月28日の1,278円をピークにして、2018年2月2日の1,230円を2番天井にして、下降トレンド(A)を形成しました。この中で1,230円の2番天井から大きな下落となり、2018年12月25日の477円、2019年6月3日の518円を2点底にして 11月11日に868円まで戻しました。

 この戻ったところでコロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月19日に379円で底打ちとなりました。その後、7月31日の409円の2点底から角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この中で10月26日の593円まで上昇し、11月18日の474円まで押し目を入れて再上昇となり、今年の3月19日に653円まで上昇したところで、目先材料出尽くしとなって大きな押し目を形成しています。