1871 ピーエス三菱 東証1部

PER(株価収益率)6.78倍、PBR(株価純資産倍率)0.75倍、配当利回り3.96%

 2021年2月5日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+43.4%の70.00億円、経常利益+42.9%の70.00億円と増収・増益の見通し。

 2016年6月24日の336円を安値に、一本調子の大幅上昇となり、2018年1月12日に1,017円の高値をつけました。ここをピークに大幅下落へと転換し、8月21日に486円の安値をつけ、11月27日の746円の戻り高値をつけて、三角保ち合い(A)を形成しました。この三角保ち合いが煮詰まったところで、2019年8月7日の582円の安値から上放れとなりました。しかし、11月6日の814円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあったあと2020年2月7日の759円の高値からコロナ急落相場にツレ安し、3月17日に425円で底打ちとなりました。この底打ちからゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行していましたが、9月28日の637円の高値からの下げで、10月30日の554円、12月3日の559円と2点底をつけて反発し、上昇トレンド(B)を上にぬけて、今年の3月16日に740円まで上昇し、3月31日に673円で売転換となっています。

7955 クリナップ 東証1部

PER(株価収益率)30.58倍、PBR(株価純資産倍率)0.41倍、配当利回り3.44%

 2021年4月16日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益0.0%の25.00億円、経常利益+2.2%の26.00億円と増益の見通し。

 2016年12月13日に1,002円の高値をつけ、2017年4月17日の780円まで下げて反発し、2018年1月24日の928円を戻り高値として、下降トレンド(A)を形成しています。この中で2019年5月24日の497円、8月26日の501円といったん2点底をつけて、2019年の12月10日に810円まで戻したところで、コロナ相場に巻き込まれ、急落局面で2020年3月17日に410円で底打ちとなりました。その後、3月27日に595円まで自律反発したあと、下値を切り上げる直角三角形の保ち合い(B)となって、この中で7月22日に582円の高値をつけて下放れとなり、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。この中で11月6日の436円まで下げて反発し、今年の2月1日の447円を安値に2月5日に510円で買転換となりました。その後、3月29日に574円まで上昇し押し目を入れて、4月19日に600円まで上昇しました。ここから押し目があれば買い有利といえます。

6445 蛇の目ミシン工業 東証1部

PER(株価収益率)4.23倍、PBR(株価純資産倍率)0.55倍、配当利回り3.17%

 2021年2月5日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+314.5%の48.00億円、経常利益+348.0%の47.00億円と大幅な増収・増益の見通し。

 2014年10月7日の1,930円の高値からの下降トレンドの中で、2016年2月12日の479円で当面の底打ちとなり、3月14日の674円の高値をつけて三角保ち合い(A)となり、7月8日の509円を安値とする上昇トレンド(B)に転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、2016年12月8日の885円、2017年6月2日の938円、11月28日の924円と三尊天井となって、2018年2月14日に686円まで下落し、もみあって5月14日に796円の戻り高値をつけて、下降トレンド(C)へ転換しました。この中で2020年2月からのコロナ急落相場の局面で、ツレ安し3月13日に225円で底打ちとなり、その後、上昇トレンド(D)へ転換しています。この上昇トレンドの中で、コロナ影響下での巣ごもり需要から日米でミシン台数が大幅増となり、2月10日には980円まで上昇し、ここでいったんピークとなって押し目を入れました。ここから3月11日に943円まで上昇し再下落となって、再び押し目買いのチャンスとなっています。当面は760~960円のボックス相場の可能性もあります。

8103 明和産業 東証1部

PER(株価収益率)16.43倍、PBR(株価純資産倍率)0.60倍、配当利回り3.18%

 2021年2月5日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+34.9%の20.00億円、経常利益▲6.9%の16.00億円と増収・減益の見通し。

 2016年6月14日の271円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年11月6日の562円、2018年5月8日の542円と2点天井をつけて、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月25日の343円、2019年6月3日の333円、8月6日の340円と3点底をつけ大幅上昇となって、9月4日の684円の高値をつけました。ここをピークに10月3日の491円まで下げて12月16日の646円まで戻したところで、コロナ相場に巻き込まれ、2月からの急落局面でツレ安し、3月13日に387円まで下落しました。ここから5月12日の516円まで反発し、400~500円台でのボックス相場の動きとなっており、この中で2020年の11月19日の390円から今年の3月19日の523円まで上昇し、押し目を形成しています。

4956 コニシ 東証1部

PER(株価収益率)13.59倍、PBR(株価純資産倍率)0.97倍、配当利回り2.12%

 2021年1月29日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲3.0%の69.00億円、経常利益▲3.4%の70.00億円の減収・減益の見通し。

 2018年1月9日に2,189円の高値をつけたあと、ここをピークとする下降トレンド(A)を形成しました。この中で2019年8月13日の1,336円まで下げて、いったんの反発から2020年2月6日の1,643円まで戻したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれてツレ安して、3月17日に1,085円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)を形成し、上値、下値を切り上げて、今年の3月29日に1,899円の高値をつけて押し目形成となっています。