7888 三光合成 東証1部

PER(株価収益率)14.89倍、PBR(株価純資産倍率)0.69倍、配当利回り2.51%

 2021年4月7日発表。2021年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+188.2%の20.00億円、経常利益+653.8%の15.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年6月29日の258円を安値に2017年4月3日の400円まで上昇後、横もみとなって8月14日の352円を安値に、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2018年2月1日に849円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で12月25日の283円で当面の底打ちとなってもみあい、下降トレンド(B)を横向きにぬけて、2019年6月4日の305円を安値とし、7月5日の384円を高値とする、小さな三角保ち合いを形成し、煮詰まって上放れし12月9日に471円まで上昇しました。ここを戻り高値にして押し目を形成中に、2020年の2月のコロナ急落相場に巻き込まれ、3月13日に216円でコロナ相場で底打ちとなり、5月26日の337円を高値とする三角保ち合い(C)を形成し、この中で216円を安値に(1)→(2)→(3)と順上げの3点底となって11月20日の287円を安値にもみあって上放れとなり、12月7日に469円まで上昇し、12月22日の325円まで下げました。その後、12月29日の335円を安値に2021年1月15日に517円まで上昇し、ここから3月5日に407円まで下げて4月7日に509円まで上昇して、押し目形成となっています。

1898 世紀東急工業 東証1部

PER(株価収益率)6.24倍、PBR(株価純資産倍率)0.95倍、配当利回り4.79%

 2021年2月9日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+29.2%の77.00億円、経常利益+26.5%の76.00億円の増収・増益の見通し。

 2015年12月8日の655円の高値からの下げで、2016年4月6日の423円の安値をつけ、ここから上昇トレンド(A)を形成し、その後は、この中の動きとなっています。この上昇トレンド(A)の中で、423円を安値に三角保ち合い(B)を形成し、11月9日の443円の安値からの反発で上放れとなり、2018年6月5日に800円の高値をつけました。ここから2019年5月9日に547円まで下げて、角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しています。この中で2020年1月21日の1,050円まで上昇したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、3月13日に642円まで下げて自律反発となって、3月27日の885円まで戻しました。その後、714~857円のボックス圏の動きとなって、今年の1月26日の798円を安値に900円を突破して3月22日に1,022円まで上昇して、反落となり調整に入っています。その後、4月1日に910円で短期の売転換となり、4月9日に889円まで下げていますので、この水準から下はリバウンドを狙うところです。

9306 東陽倉庫 東証1部

PER(株価収益率)11.74倍、PBR(株価純資産倍率)0.63倍、配当利回り2.36%

 2021年2月8日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲17.5%の10.50億円、経常利益+2.4%の16.50億円の減収・増益の見通し。

 2016年7月11日の209円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、2018年2月27日の387円でピークをつけ、高値圏でのもみあいのあと9月25日の364円を2番天井にして、短期の下降トレンド(B)となり、12月25日の264円で当面の底打ちとなりました。ここからの反発で2019年3月18日の340円、11月11日の348円と2点天井をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落局面で、3月13日に230円まで下げてコロナ相場の底打ちとなりました。ここからの反発で3月30日の356円の高値をつけ、4月3日に286円の安値をつけました。その後は上値、下値を切り上げる形となっており、この中で11月30日の304円から急角度の短期の上昇トレンド(C)をつくり、3月29日に380円まで上昇して押し目を形成しています。

1890 東洋建設 東証1部

PER(株価収益率)7.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.89倍、配当利回り3.48%

 2021年2月8日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+17.6%の109.00億円、経常利益+16.7%の107.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2016年11月9日の374円、2017年4月14日の370円の2点底からの短期の上昇トレンド(A)の中で、12月19日に684円の高値をつけました。ここからの1年間の調整で2018年12月25日の332円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で2020年の1月23日に606円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、3月13日に378円まで急落後もみあって7月31日に365円まで下げて、3回目の上昇トレンド(C)へ転換し、2021年3月22日の627円と前高値(1月23日の606円)を更新して押し目を形成中です。

7905 大建工業 東証1部

PER(株価収益率)9.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.85倍、配当利回り3.39%

 2021年2月10日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.6%の86.00億円、経常利益+4.3%の95.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年5月11日の2,844円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日の1,747円、2019年8月29日の1,776円と2点底をつけて、いったん反発となり、12月10日に2,114円まで戻したところでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月10日の2,026円の高値から急落局面につれ安して、3月13日に1,316円で底打ちとなりました。ここから下値を切り上げる3点底となって上昇トレンド(B)に転換しています。この中で今年の1月20日の1,656円を安値に3月26日に2,379円まで上昇し押し目形成中となっています。