9880 イノテック 東証1部

PER(株価収益率)12.42倍、PBR(株価純資産倍率)0.85倍、配当利回り3.79%

 2021年3月18日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.8%の18.00億円、経常利益+16.0%の22.00億円と増収・増益の見通し。

 2018年11月9日の1,570円を2番天井にして下降トレンド(A)を形成し、この中で12月25日の838円、2019年6月3日の789円を2点底にして反発し、もみあって下降トレンド(A)を上にぬけて、2020年1月14日に1,333円まで上昇しました。しかし、ここを戻り高値にしてコロナ相場に巻き込まれ、ここから3月19日の752円まで下げて、三角保ち合い(B)を形成しました。この中で11月20日の687円を安値に反発し、2021年1月26日に1,448円の高値をつけて、もみあって押し目を形成しました。その後、3月5日の1,155円まで下げて反発となり、3月19日に1,520円の戻り高値をつけ、再び押し目を形成しています。

7283 愛三工業 東証1部

PER(株価収益率)29.40倍、PBR(株価純資産倍率)0.58倍、配当利回り2.29%

 2021年2月1日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲50.2%の36.00億円、経常利益▲51.9%の33.00億円と3期連続の減収・減益の見通し。

 現在の中期視点でのチャートは、2018年2月5日の1,469円を高値とする下降トレンド(A)の中の動きとなって、この下降トレンド(A)を上放れできるかどうかのところにあります。

 この下降トレンド(A)の中で、12月25日の658円まで下げて、2019年4月22日の806円を高値とする、660~800円のボックス相場(B)となり、8月26日の654円を安値に上放れとなって、11月11日に972円まで上昇しました。しかし、その後のコロナ急落相場に巻き込まれ、2020年の2月の急落相場もあって3月23日に412円まで急落して底打ちとなりました。ここから7月31日の435円、11月30日の432円と3点底をつけて反発し、2月2日に637円まで上昇しました。その後、下降トレンド(A)を上にぬけて、3月23日に725円まで上昇してもみあっています。ここでの押し目は買い有利となります。 

5410 合同製鐵 東証1部

PER(株価収益率)7.76倍、PBR(株価純資産倍率)0.31倍、配当利回り3.77%

 2021年1月29日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲61.6%の35.00億円、経常利益▲47.8%の55.00億円と3期ぶりの減収・減益の見通し。

 2018年5月1日の2,660円を高値とし、8月27日の2,486円を戻り天井とする下降トレンド(A)の中で、12月25日の1,475円で底打ちし、2019年5月14日の1,570円を2番底とする上昇トレンド(B)に転換しました。この中で2020年2月6日の3,035円の高値をつけたところで、コロナ急落相場に巻き込まれ、4月16日の1,802円まで下げて、5月28日に2,234円まで反発し、ここを高値に7月10日の1,746円まで下げて三角保ち合い(C)となりました。この中で今年の2月26日の2,000円を安値に上放れとなり、3月19日に2,338円まで上昇して押し目を形成しています。

7976 三菱鉛筆 東証1部

PER(株価収益率)19.66倍、PBR(株価純資産倍率)0.96倍、配当利回り2.01%

 2021年2月9日発表。2021年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+14.7%の63.00億円、経常利益+11.9%の67.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2017年5月16日の3,420円(分割前6,840円)、7月24日の3,320円を2点天井に下降トレンド(A)を形成しました。この中で2018年10月16日の1,759円でいったん底打ちし、2019年2月18日の2,387円、4月26日の2,299円を2点天井にして再下落となり、10月24日に1,808円の戻り高値のあと、コロナ急落相場に巻き込まれ2020年3月17日に1,021円で底打ちとなりました。ここからの反発で6月4日に1,531円まで戻したあと、7月31日の1,140円まで下落して、ここが2番底となり、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。ここから11月11日の1,559円まで上昇し、今年の1月20日に1,285円まで下げて上放れとなり、3月22日に1,721円の高値をつけて押し目形成中です。

7972 イトーキ 東証1部

PER(株価収益率)25.61倍、PBR(株価純資産倍率)0.41倍、配当利回り3.27%

 2021年2月12日発表。2021年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+0.1%の18.00億円、経常利益+1.0%の19.00億円と増収・増益の見通し。

 2017年7月25日の997円、9月29日の950円を2点天井にして下降トレンド(A)を形成しました。この中で2019年6月3日の391円、9月6日の400円といったん2点底をつけて反発し、2019年12月17日に617円の戻り高値をつけたところでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月からの急落局面で、ツレ安し3月13日に250円まで下落して底打ちとなりました。ここから4月6日の266円を2番底にして、5月26日の430円まで上昇し反落して、7月10日の314円まで下げたあと、柴田罫線でみると316~374円のボックス相場(B)入りとなりました。このボックス相場の中で7月10日の314円を安値に、上値では7月31日の377円、9月29日の385円と2山形成し、その後、今年の1月5日に321円まで下げて、ここからの反発でボックス相場(B)を上放れとなり、3月22日に447円まで上昇して押し目をつくっているところです。短期の上昇トレンド(C)となっています。