3630 電算システム 東証1部

PER(株価収益率)18.24倍、PBR(株価純資産倍率)2.27倍、配当利回り0.88%

 2021年2月1日発表。2021年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+0.5%の28.50億円、経常利益+0.1%の29.20億円と6期連続の増収・増益の見通し。

 2016年2月12日の1,253円を安値とする上昇トレンドの中で、2019年5月13日に4,390円の高値をつけ、5月28日の4,280円を2点天井にして下降トレンド(A)に転換しました。この中で8月29日に2,672円まで下げて反発するものの、10月30日の3,125円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ2020年1月31日の3,050円の高値から急落局面にツレ安して、3月13日に1,643円まで下げて、当面の底打ちとなりました。ここを安値に上昇トレンド(B)へ移行し、巣ごもり投資の需要拡大で収益が拡大し、(1)7月14日の4,790円、(2)7月28日の4,880円、(3)7月30日の4,860円と三尊天井をつくって、いったん急落となり下降トレンド(C)となりました。この下降トレンド(C)の中で9月11日の3,410円まで下げて10月14日の4,075円まで反発し再下落となりました。その後、3,000円水準でもみあって3点底をつくり、今年の3月11日に下降トレンド(C)を横もみでぬけて3,295円で買転換となっています。

1414 ショーボンドホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)25.44倍、PBR(株価純資産倍率)2.98倍、配当利回り1.97%

 2021年2月10日発表。2021年6月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+12.9%の146.00億円、経常利益+11.8%の151.00億円と9期連続の増収・増益の見通し。

 2017年11月16日の安値からの大きな上下動(ボックスA)の中で、2018年9月27日の4,790円で一番天井、2020年1月21日の4,790円とダブル天井をつけて、2020年3月13日の3,160円まで下落し、ここから上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で11月25日の5,630円の高値をつけて大幅下落となり、今年の1月20日に4,500円まで押し目を入れてもみあっています。

3050 DCMホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)8.36倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り2.82%

 2020年12月28日発表。2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+44.5%の301.00億円、経常利益+46.7%の295.00億円の増収・増益の見通し。

 2015年6月29日の1,211円、8月5日の1,233円を2点天井にして調整入りとなり、2016年6月16日の741円で当面の底打ちとなりました。ここから2017年1月6日の1,108円まで上昇後、6月21日の930円まで下げて、約1年間、上値、下値を切り上げる上昇((1)(2))となり、2019年1月8日に1,165円の高値をつけたあとは反落となり、その後、コロナ相場に入って弱い動きとなり、2020年の2月のコロナ急落相場で3月13日に882円まで下落しました。しかし、ここからコロナ感染拡大により巣ごもり需要が発生し、収益拡大となって急角度の上昇トレンド(B)となり、9月23日には1,580円の高値をつけて500万株の大商いとなりました。これをきっかけに高値圏でもみあったあと、2月2日の1,045円、2月26日の1,052円とダブル底に近い形となって反発しています。

4116 大日精化工業 東証1部

PER(株価収益率)9.13倍、PBR(株価純資産倍率)0.50倍、配当利回り1.13%

 2021年2月12日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲19.6%の39.00億円、経常利益▲10.4%の50.00億円と3期連続の減収・減益の見通し。

 2018年10月2日の3,835円を戻り高値にして、12月25日の2,305円まで大幅下落し、2,500~3,500円のレンジの中で、大きな上下動となり、2019年11月5日の3,490円を高値にコロナ相場に巻き込まれ、急角度の短期の下降トレンド(A)となりました。この中で2020年の3月19日に1,730円で底打ちとなりました。ここから3月30日の2,549円まで自律反発して押し目をつけ、下降トレンド(A)を上にぬけて5月28日に2,732円の高値をつけました。その後、7月10日の2,206円まで押し目を入れて7月21日の2,481円まで反発し、ここから8月20日の2,089円まで下げて、下値が右肩上がりの直角三角形(C)となりました。この直角三角形の中で、今年の2月2日の2,220円を安値に反発し、3月5日に2,456円で上放れとなっています。

5563 新日本電工 東証1部

PER(株価収益率)13.32倍、PBR(株価純資産倍率)0.83倍、配当利回り1.58%

 2021年2月8日発表。2020年12月期本決算は、前年同期比で営業利益+197.5%の54.34億円、経常利益+154.3%の34.92億円と3期ぶりの増収・増益となりました。

 2016年7月8日の150円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年7月31日の545円、2018年1月15日の528円と2点天井をつけて、下降トレンド(B)を形成しました。この下降トレンド(B)の中で、8月10日の244円まで下げて、10月3日の306円まで反発し、ここからややゆるやかな長期下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で、2020年3月13日に108円まで下げて底打ちとなり、ゆるやかな短期の上昇トレンド(D)へ転換し、7月31日の142円を安値に急角度の上昇トレンド(E)へ移行し、12月16日の320円まで上昇してもみあっているところです。その後の反落で3段上げの基点を探しているところですが、その後は、もみあって1月7日に310円で2山目をつくって、2月1日に263円まで押し目を入れて反発となっています。

 2020年3月13日の108円を当面の底値にして、7月31日の142円を2番底にして、11月10日の268円までが1段上げ、11月20日の211円から12月16日の320円までが2段上げとなり、ここからもみあって今年の1月29日に268円まで押し目を入れ、3段上げの上昇となってきています。3月12日に317円で買転換となっています。