9479 インプレスホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)12.52倍、PBR(株価純資産倍率)0.77倍、配当利回り1.69%

 2021年2月10日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+50.8%の6.50億円、経常利益+44.0%の7.50億円と4期連続の増収・増益の見通し。

 2014年5月21日の112円を安値に、もみあったあと一本調子の上昇となり、2015年3月31日に440円の高値をつけました。その後、下値では2016年2月12日の112円、2020年3月13日の107円と110円水準が下値の岩盤となり、上値では2018年3月13日の279円の戻り高値を結ぶ下降ラインとなり、大きな三角保ち合い(A)となりました。2018年3月13日の279円の戻り天井から、12月25日の116円まで下げての反発で、2019年12月9日の208円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、2020年2月からの急落局面にツレ安し、3月13日に107円で底打ちとなりました。ここからの短期の上昇トレンド(B)を形成し、この中で三角保ち合いをわずかに上放れして、10月19日に204円まで上昇して押し目を入れて12月28日に165円まで下げて反発しているところです。

4275 カーリットホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)17.05倍、PBR(株価純資産倍率)0.64倍、配当利回り1.67%

 2021年2月3日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲6.2%の15.00億円、経常利益▲7.6%の16.00億円と2期連続の減収・減益の見通し。

 2016年6月24日の430円を安値にもみあいながら一直線の上昇となって、2017年11月27日の1,369円まで上昇し、ここで12月6日の994円まで押し目を入れて再上昇となり、2018年1月12日に1,399円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(A)入りとなり、2020年のコロナ急落相場で3月13日の368円で底打ちしました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、この中で8月3日の445円を安値に角度の大きい上昇トレンド(C)となって、長期下降トレンド(A)を上にぬけてきました。この上昇トレンド(C)の中で12月15日の763円まで上昇し、押し目を形成して12月22日に628円まで下落しました。この日の628円を安値に、このまま上昇を開始し、今年の1月13日に832円まで上昇して押し目を形成中です。大きな押し目があれば買い有利となります。

9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)29.14倍、PBR(株価純資産倍率)2.99倍、配当利回り1.04%

 2021年2月3日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+22.1%の400.00億円、経常利益+24.6%の400.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年12月25日の2,766円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2019年6月18日の3,305円を安値に急上昇となり、12月12日に5,680円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあいとなって2020年1月14日の5,760円の2点天井をつけたあと、コロナ相場の急落局面でツレ安し、3月13日の3,695円で底打ちとなりました。ここからコロナ感染拡大での巣ごもり需要から収益が拡大し、9月3日には7,460円の高値をつけました。ここからいったん11月10日の5,050円まで押し目を入れて、3月13日の3,695円を基点とする角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、12月17日の6,670円まで反発して、今年の1月7日に5,750円まで押し目を入れて再上昇となって、2月10日に7,260円まで上昇して再び押し目を形成しています。

6489 前澤工業 東証1部

PER(株価収益率)7.23倍、PBR(株価純資産倍率)0.58倍、配当利回り2.79%

 2021年1月12日発表。2021年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+29.4%の23.00億円、経常利益+26.4%の24.00億円と4期連続の増収・増益の見通し。

 2015年7月1日の550円の高値からの短期の下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の251円、6月27日の239円と2点底をつけて反発し、2018年5月23日の516円の戻り高値をつけて、下降トレンド(B)へ転換しました。この中で12月25日の305円、2019年8月13日の305円とダブル底をつけて反発し、11月11日の407円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあって2020年1月9日の414円まで上昇したところで、急落局面にツレ安し、3月19日に265円まで下げて当面の底打ちとなりました。ここから急角度の上昇相場となり、今年の1月21日には648円の高値をつけ、押し目を形成しているところです。

7419 ノジマ 東証1部

PER(株価収益率)3.14倍、PBR(株価純資産倍率)1.06倍、配当利回り1.54%

 2021年1月28日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+32.8%の300.00億円、経常利益+131.2%の560.00億円と6期連続の増収・増益の見通し。

 2017年1月24日の1,207円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年2月2日に3,025円の高値をつけ、ここを当面のピークにして下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2018年12月3日に2,709円の戻り高値をつけて大幅下落となり、2019年8月13日に1,629円まで下げて、ここから反発に転じています。しかし、11月12日の2,383円まで上昇したところでコロナ相場に巻き込まれ、もみあって2020年2月6日に2,393円の2点天井をつけて、急落局面でツレ安し、3月13日の1,501円で底打ちとなりました。ここから巣ごもり需要を受けて収益が拡大し、急上昇(C)となって、9月3日には3,220円の高値をつけました。その後は急騰後の調整局面となって9月15日に2,760円までが1段下げ、そこから11月10日の3,140円まで反発し、再下落となって12月8日の2,585円まで下げて再上昇となって、今年の2月18日に2,940円まで上昇し、押し目(3段目の下げ)となっています。