4202 ダイセル 東証1部

PER(株価収益率)18.02倍、PBR(株価純資産倍率)0.71倍、配当利回り3.82%

 2021年2月3日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲5.5%の280.00億円、経常利益▲7.2%の295.00億円と4期連続の減収・減益の見通し。

 2015年11月9日の1,922円をピークにして、2016年7月8日の982円まで下げ、ここから上昇トレンド(A)を形成し、2017年7月14日の1,480円を高値にして、2018年3月26日の1,094円まで下げて、上昇トレンド(A)と平行に上昇トレンド(B)を形成し、この中で2018年10月4日の1,415円の高値をつけ、その後、上昇トレンド(B)を下に切って12月26日の1,058円、2019年2月8日の1,046円と2点底をつけて、4月5日に1,279円まで反発しました。そして、ここから急落となって2019年8月26日の771円まで下げて、すぐに11月13日の1,153円まで反発するものの、コロナ相場に巻き込まれて再下落となり、2020年2月の急落相場でツレ安し、3月17日に677円で底打ちとなりました。ここを安値に5月27日の1,010円まで反発し、三角保ち合い(C)を形成し、煮詰まって12月8日の702円を安値に上放れとなりました。2021年の2月4日に895円まで上昇し、押し目形成となっています。

7955 クリナップ 東証1部

PER(株価収益率)30.8倍、PBR(株価純資産倍率)0.37倍、配当利回り3.98%

 2021年2月4日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲72.0%の7.00億円、経常利益▲68.6%の8.00億円の減収・減益の見通し。

 2016年12月13日に1,002円の高値をつけ、2017年4月17日の780円まで下げて反発し、2018年1月24日の928円を戻り高値として、下降トレンド(A)を形成しています。この中で2019年5月24日の497円、8月26日の501円といったん2点底をつけて、2019年の12月10日に810円まで戻したところで、コロナ相場に巻き込まれ、急落局面で2020年3月17日に410円で底打ちとなりました。その後、3月27日に595円まで自律反発したあと、下値を切り上げる直角三角形の保ち合い(B)となって、この中で7月22日に582円の高値をつけて下放れとなり、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。この中で11月6日の436円まで下げて反発し、今年の2月1日の447円を安値に2月5日に510円で買転換となっています。

2674 ハードオフコーポレーション 東証1部

PER(株価収益率)19.75倍、PBR(株価純資産倍率)0.84倍、配当利回り4.48%

 2021年2月4日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+20.3%の10.00億円、経常利益+13.4%の11.00億円の増収・増益の見通し。

 2011年3月15日の331円を安値とする長期上昇トレンドの中で、2016年2月8日の1,770円でピークをつけ、下降トレンド(A)へ転換しました。この中で8月26日の1,001円、11月9日の989円、2017年4月14日の1,011円と3底をつけて反発し、2018年1月12日に1,288円まで戻したところで戻り天井となって再下落し、2019年6月28日の671円まで下げました。ここから12月9日の833円まで自律反発して反落し、その後、コロナ相場に巻き込まれ2020年3月13日の597円で底打ちとなって三角保ち合いに移行しました。この煮詰まったところで11月2日の641円を安値に上放れし、今年の2月4日に805円まで戻したあと押し目形成となっています。

3666 テクノスジャパン 東証1部

PER(株価収益率)23.13倍、PBR(株価純資産倍率)3.0倍、配当利回り1.62%

 2021年1月29日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+219.1%の9.00億円、経常利益+199.7%の9.20億円の増収・増益の見通し。

 2016年11月28日の1,396円(分割前2,792円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年2月14日の854円まで下げてもみあいとなり、10月3日の1,087円まで戻したあと、急角度の下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、2020年に入ってからのコロナ相場に巻き込まれ2020年2月には急落局面もあって3月13日に268円で底打ちとなりました。ここから短期の上昇トレンド(C)へ転換し、この中で9月23日の1,010円、10月12日の967円と2点天井をつけて反落となりました。この反落で12月28日の639円、今年の2月1日の635円と2点底をつけて反発に転じて2月10日に734円で買転換となっています。

3401 帝人 東証1部

PER(株価収益率)―倍、PBR(株価純資産倍率)0.84倍、配当利回り2.66%

 2021年2月8日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲2.1%の550.00億円、経常利益▲2.5%の530.00億円と3期連続の減収・減益の見通し。

 2016年6月24日の1,645円(併合前329円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月9日の2,603円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で12月25日の1,652円まで下げて、いったん反発に転じ、2019年10月29日の2,211円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ2020年2月の急落局面で大幅下落となり、3月13日の1,426円で当面の底打ちとなりました。ここから3月30日の1,903円まで自律反発したあとは、1,426円を安値、1,903円を高値とする三角保ち合いに移行し、上放れとなって今年の2月8日に2,076円まで上昇しました。2,000円手前で三角保ち合いとなり、2月9日に1,902円で売転換となって下値を探る展開となってきています。