5358 イソライト工業 東証1部

PER(株価収益率)8.84倍、PBR(株価純資産倍率)0.88倍、配当利回り2.27%

 2020年11月4日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲40.1%の17.00億円、経常利益▲37.6%の18.00億円の減収・減益の見通しです。

 2018年2月2日の1,447円を高値とする中期下降トレンド(A)の中で、調整を続け底値圏で三角保ち合いとなって、下降トレンド(A)を横に抜けて、いったん上放れし、次の上昇をうかがっている形といえます。

 下降トレンド(A)の中で、12月25日の410円、2019年8月29日の405円と二点底をつけて反発し、12月10日に724円の戻り高値をつけたところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ2020年4月3日に394円で底打ちとなりました。ここから6月10日の539円まで反発し、7月2日の397円まで押し目を入れて、三角保ち合い(B)を形成し、煮詰まったところで上放れとなり、今年の1月14日に577円まで上昇して、その後は押し目となっています。 

3454 ファーストブラザーズ 東証1部

PER(株価収益率)5.25倍、PBR(株価純資産倍率)0.75倍、配当利回り2.77%

 2021年1月8日発表の2021年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+86.1%の47.30億円、経常利益+120.8%の40.10億円の増収・増益の見通し。

 2017年4月14日の697円(分割前1,394円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月24日に1,768円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2019年2月1日の1,007円、8月15日の947円と2点底をつけて反発し、2020年1月9日に1,410円の戻り高値をつけました。しかし、この時点でコロナ急落相場に巻き込まれ暴落となって、3月23日に595円、4月22日に586円と2点底をつけました。ここから緩やかな上昇トレンド(C)へ移行し、10月6日の1,040円まで上昇後、12月28日の859円まで押し目を入れ、今年の1月13日に1,120円まで上昇して押し目を形成中となっています。

9880 イノテック 東証1部

PER(株価収益率)14.3倍、PBR(株価純資産倍率)0.81倍、配当利回り3.22%

 2020年11月9日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲1.2%の16.50億円、経常利益▲5.1%の18.00億円の減収・減益の見通しです。

 2017年6月6日の647円を安値とする小さな三角保ち合いを上放れし、2018年1月15日の1,188円まで上昇して、2月6日の943円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(A)となりました。この中でザラ場で5月22日の1,720円の高値をつけ、終値では1,581円でピークをつけ下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2020年1月14日の1,333円を戻り高値にして、コロナ急落相場にツレ安し、3月19日の752円まで下げて、三角保ち合い(C)を形成し、この中で11月20日の887円を安値に上放れとなり、今年の1月26日に1,448円まで上昇して押し目を形成しています。

7283 愛三工業 東証1部

PER(株価収益率)26.3倍、PBR(株価純資産倍率)0.52倍、配当利回り2.55%

 2021年2月1日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲50.2%の36.00億円、経常利益▲51.9%の33.00億円と3期連続の減収・減益の見通しです。

 現在の中期視点でのチャートは、2018年2月5日の1,469円を高値とする下降トレンド(A)の中の動きとなって、この下降トレンド(A)を上放れできるかどうかのところにあります。

 この下降トレンド(A)の中で、12月25日の658円まで下げて、2019年4月22日の806円を高値とする、660~800円のボックス相場(B)となり、8月26日の654円を安値に上放れとなって、11月11日に972円まで上昇しました。

 しかし、その後のコロナ急落相場に巻き込まれ、2020年の2月の急落相場もあって3月23日に412円まで急落して底打ちとなりました。ここから7月31日の435円、11月30日の432円と3点底をつけて反発し、今年の2月2日には637円まで上昇して下降トレンド(A)を上放れることができるかどうかとなっています。下値では緩やかな上昇トレンド(C)となっています。

6779 日本電波工業 東証1部

PER(株価収益率)12.62倍、PBR(株価純資産倍率)4.7倍、配当利回り―%

 2021年2月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+136.2%の30.00億円、経常利益+128.9%の25.00億円の増収・増益の見通しです。

 2017年7月27日の985円を高値とする中長期下降トレンド(A)の中で、2020年3月13日の279円、7月31日の297円を2点底に上放れとなっています。この下降トレンド(A)の中で、985円から2018年12月25日の319円まで下落し、ここからもみあって2019年12月2日に674円まで上昇後、コロナ相場に巻き込まれて、短期の下降トレンド(C)入りとなり、この中で2020年3月13日の279円、7月31日の297円と2点底をつけて、上昇トレンド(D)へ転換し上放れて、今年の1月27日に849円まで上昇して押し目を形成しているところです。