6445 蛇の目ミシン工業 東証1部

PER(株価収益率)6.19倍、PBR(株価純資産倍率)0.61倍、配当利回り3%

 2020年11月6日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+228.2%の38.00億円、経常利益+243.2%の36.00億円の増収・増益の見通し。

 2014年10月7日の1,930円、11月7日の1,880円を2点天井にして、下降トレンド(A)を形成しました。この中で2016年2月12日の479円で当面の底打ちとなって反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて3月14日に674円まで上昇するも、三角保ち合い(B)へ移行しました。その後、2016年12月8日の885円、2017年6月2日の938円、11月28日の924円と約1年間、天井圏でのもみあいとなり、11月28日の924円の3山目をピークに下放れとなり、2018年2月14日の686円まで下げたあと、5月14日の796円まで戻し、下降トレンド(D)へ移行しました。この下降トレンド(D)の中で、2019年7月26日の480円の高値からの下落で、コロナ相場に巻き込まれ2020年3月13日に225円まで急落となって底打ちとなりました。しかし、コロナの世界的拡大で欧米の巣ごもり需要でミシン販売が拡大し、上昇トレンド(E)へ転換しています。

6498 キッツ 東証1部

PER(株価収益率)27.22倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り1.32%

 2020年11月12日発表。2020年12月期、変則決算予想は、前年同期比で営業利益▲36.7%の33.00億円、経常利益▲44.8%の30.00億円の減収・減益の見通し。

 2016年5月6日の427円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年6月22日の1,079円、2018年5月10日の1,122円、9月26日の1,032円と三尊天井を形成し、3番目の山の1,032円を高値とする下落で、上昇トレンド(A)を下に切り、2019年8月7日の630円でいったん底打ちとなり、11月8日の810円まで反発し、ここでコロナ相場に巻き込まれてもみあい、2020年1月31日の797円を高値に、コロナ急落相場でつれ安して3月13日に476円まで下落して三角保ち合い(C)に入っています。この煮詰まってきたところで、(1)10月16日の558円、(2)11月20日の537円、(3)11月30日の559円と短期の三点底(逆三尊天井)をつけて、今年の1月8日に667円まで上昇し、押し目を形成しています。

5563 新日本電工 東証1部

PER(株価収益率)27.84倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り1.06%

 2020年11月10日発表。2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+189.7%の50.00億円、経常利益+154.5%の35.00億円の増収・増益の見通し。

 2016年7月8日の150円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年7月31日の545円、2018年1月15日の528円と2点天井をつけて、下降トレンド(B)を形成しました。この下降トレンド(B)の中で、8月10日の244円まで下げて、10月3日の306円まで反発し、ここからややゆるやかな長期下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で、2020年3月13日に108円まで下げて底打ちとなり、ゆるやかな短期の上昇トレンド(D)へ転換し、7月31日の142円を安値に急角度の上昇トレンド(E)へ移行し、12月16日の320円まで上昇してもみあっているところです。

2282 日本ハム 東証1部

PER(株価収益率)14.86倍、PBR(株価純資産倍率)1.05倍、配当利回り2.13%

 2020年11月2日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で経常利益+40.5%の380.00億円、営業利益は発表なし。

 2017年6月15日の7,320円(併合前3,660円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年9月10日の3,730円、10月31日の3,655円と2点底をつけて、3,700円水準を下値ラインとする右肩上がりの末広がりの直角三角形(B)の型となりました。この中で2019年11月12日の4,920円の高値をつけて、その後、少し押し目を入れて2020年1月17日の4,940円を高値にコロナ急落相場につれ安して、3月19日の2,900円で底打ちとなりました。ここからコロナの影響で巣ごもりによる採算のよい主力商品が伸び、増益幅拡大となって上昇トレンド(C)を形成していましたが、8月25日の4,995円を高値に一服となっていったん調整に入っています。

5970 ジーテクト 東証1部

PER(株価収益率)19.83倍、PBR(株価純資産倍率)0.53倍、配当利回り3.39%

 2020年11月6日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲36.6%の55.00億円、経常利益▲14.7%の51.00億円の減収・減益の見通し。

 現在は、2018年5月18日の2,569円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この中で12月25日の1,287円まで下げて、2019年2月18日の1,796円まで反発し、短期の下降トレンド(B)を形成して、8月15日の1,372円まで下落し、ここからの上昇で11月18日に1,992円の戻り高値をつけました。ここでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落局面でつれ安し、3月19日に947円の安値をつけました。ここからの反発で2020年3月27日の1,222円、6月9日の1,262円と2点天井をつけて下放れし、7月31日の872円で当面の底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)を形成し、12月18日に1,643円まで上昇して、押し目を形成しているところです。