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貯金40万円が株式投資で4億円

貯金40万円が株式投資で4億円」2021年01月14日発売/ダイヤモンド社/1,650円(税込) 

答えてくれた人

ダイヤモンド社 書籍編集局 第四編集部 斎藤順さん

著者ってどんな人?

かぶ1000さん

 個人投資家の間で絶大な人気を誇る名物投資家で、専業投資家歴30年以上の大ベテラン。中学2年生のときに5歳から貯めていた40万円を元手に株式投資を開始。中3で300万円、高1で1,000万円、高2で1,500万円へと株式資産を増やす。会計系の専門学校卒業後、証券会社の就職の誘いを断って専業投資家の道へ。2011年に1億円プレーヤーの仲間入りを果たすと、その後も順調に資産を増やし、2015年に3億円、2019年に累計利益4億円を突破。

 時価総額に比べて正味の流動純資産が著しく多い「ネットネット株」や豊富な不動産含み益などを持つ「資産バリュー株」への投資を得意とする理論派で、保有株全体の運用利回り年20%超を目標に割安株の発掘にまい進している。「株式投資は人生最高の友」であり、株の話なら10時間でもノンストップで熱く語れる。中3からの筋金入りの『会社四季報』ユーザーでもある。楽天ブログ『かぶ1000投資日記』やツイッター(かぶ1000@kabu1000)、ツイキャスも人気。 

どんな人にオススメ?

・初心者以上マニア未満の投資家
・資産を築いて早期リタイアしたい会社員
・自分の代わりに「お金」に働いてもらいたい人

この本の、ここが読みどころ!

 就職したことも、アルバイトしたことさえない、根っからの個人投資家・かぶ1000さんの“生き様”そのものが読みどころです。

 中学時代から体育のジャージ姿で地元の証券会社に通い詰め、バブル紳士に金儲けのイロハを教えてもらった。中3で300万円、高1で1,000万円、高2で1,500万円へと株式資産を増やし、会計系の専門学校卒業後、証券会社の就職の誘いを断って専業投資家の道へ。

 アジア通貨危機をきっかけに知った「バリュー投資の父」ベンジャミン・グレアムの教えを取り入れ、独自の投資哲学を確立。時価総額に比べて正味の流動純資産が著しく多い「ネットネット株」や、豊富な不動産含み益などを持つ「資産バリュー株」への投資を得意とする理論派として、資産を安定的に増やす。2011年に1億円プレーヤーの仲間入りを果たすと、その後も順調に資産を増やし、2015年に3億円、2019年に累計利益4億円を突破。

 保有株全体を1つの会社に見立てる考え方や銘柄との付き合い方など、その生き様とともに投資初心者にも役立つ投資法をわかりやすく指南しています。

編集者の制作秘話

 かぶ1000さんとの最初の打ち合わせは、日本一眺望が良いという某所のスターバックス。なんと7時間もの長丁場となりました。かぶ1000さんは、最初から最後までテンションが変わらず、ぶっ通しで話し続けました。仕事柄多くの人と会ってきましたが、内容が詰まった話をこれだけの長時間続けられる人は、某有名教授を除くと始めてのケース。「株式投資という一芸に秀でた天才」というのが第一印象でした。

 その後、原稿の修正についての打ち合わせをした際は、トータル10時間にも及びました。とんでもなく数字に強いかぶ1000さんは、そのときもほぼノンストップで話し続けました。そんな熱量の詰まった本です。ぜひご一読いただければ幸いです。おかげさまで発売1週間で5万部突破と大反響となっております!