※モトリーフール米国本社、2021年1月13日投稿記事より

 アファーム(NASDAQ:AFRM)はあまり知られていないかもしれませんが、決済プラットフォームのペイパル(NASDAQ:PYPL)の共同創設者の1人であるマックス・レヴチンがCEOの企業です。

 eコマースサイトの顧客に融資と分割払いのローンを提供しています。

 IPOにおいて、当初33ドル〜38ドルの間で株価を設定することを計画していましたが、投資家の強い関心を集めたことで、41ドル〜44ドルに押し上げられました。

 そして上場する前夜、アファームはこの範囲の上限を超える49ドルに価格を設定しました。

 しかし、投資家の熱は冷め止まず、2020年下半期のIPOで繰り返し行われてきたように、同社株価も目まぐるしい速度で急上昇しました。

 アファーム株は売出価格を86%近く上回る90.90ドルで取引を開始し、そこからさらに上昇しています。

 上場初日の株価は、結果的に売出価格を98%以上上回る97.24ドルで取引を終了しました。

 アファームは投資家に2,460万株を提供しており、引受会社が追加の369万株を売却する権利を行使した場合、13億8,000万ドルもの資金を調達し、時価総額は約230億ドルになっていた可能性があります。

 業績面では、売上高は、2020年6月30日に終了した会計年度において、前年比92%増の約5億900万ドルとなっています。

 同時に、純損失は1億1,300万ドルに削減することができています。これは、前年度の1億2,000万ドルの損失からわずかに改善しています。

 また、ペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)は、アファームにとって最大の顧客です。

 同社からの売上は直近の四半期の売上高の30%を占めており、依存していることには注意が必要です。

転載元:モトリーフール

 本資料は、掲載されているいかなる銘柄についても、その売買に関する勧誘を意図して作成したものではありません。本資料に掲載されているアナリストの見解は、各投資家の状況、目標、あるいはニーズを考慮したものではなく、また特定の投資家に対し特定の銘柄、投資戦略を勧めるものではありません。また掲載されている投資戦略は、すべての投資家に適合するとは限りません。銘柄の選択、売買、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料で提供されている情報については、当社が情報の完全性、確実性を保証するものではありません。本資料にてバリュエーション、レーティング、推奨の根拠、リスクなどが言及されている場合、それらについて十分ご検討ください。また、過去のパフォーマンスは、将来における結果を示唆するものではありません。アナリストの見解や評価、予測は本資料作成時点での判断であり、予告なしに変更されることがあります。当社は、本資料に掲載されている銘柄について自己勘定取引を行ったことがあるか、今後行う場合があり得ます。また、引受人、アドバイザー、資金の貸手等となる場合があり得ます。当社の親・子・関係会社は本資料に掲載されている銘柄について取引を行ったことがあるか、今後取引を行う場合があり得ます。掲載されているレポート等は、アナリストが独自に銘柄等を選択し作成したものであり、対象会社から対価を得て、又は取引を獲得し若しくは維持するために作成するものではありません。この資料の著作権は楽天証券に帰属しており、事前の承諾なく本資料の全部または一部を引用、複製、転送などにより使用することを禁じます。本資料の記載内容に関するご質間・ご照会等には一切お答えいたしかねますので予めご了承お願いいたします。