1828 田辺工業 東証2部

PER(株価収益率)9.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.54倍、配当利回り2.95%

 2020年11月6日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲44.7%の14.50億円、経常利益▲44.1%の15.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年6月24日の332円(分割前665円)を安値とする上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年1月15日の1,394円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月25日の654円、2019年6月3日の700円と二点底をつけて反発し、下降トレンド(B)をいったん上に抜けて、2020年1月20日に1,012円の戻り高値をつけました。この時点ではすでにコロナ相場となっていたことで、もみ合いとなりましたが、2月のコロナ急落相場が起こり、4月3日に574円まで下げて底打ちとなりました。

 ここを安値に上昇トレンド(C)へ移行し、この中で7月31日の681円を安値に再上昇となり、11月30日に808円で買い転換となって、12月17日に885円まで上昇して、その後、もみ合いとなっています。

2767 フィールズ 東証1部

PER(株価収益率)39.72倍、PBR(株価純資産倍率)0.47倍、配当利回り2.33%

 2020年11月13日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+68.3%の12.00億円、経常利益+27.8%の12.00億円の増収・増益の見通しです。

 2016年12月14日の戻り高値1,522円からの下降トレンド(A)が、2018年7月20日の1,247円の高値からやや下げ角度の大きい下降トレンド(B)へ移行しました。

 この中で2019年8月6日の433円でいったん底打ちして反発し、11月11日の478円を二点底にして12月27日の673円まで上昇し、ここを目先のピークにしてコロナ急落相場に巻き込まれ、2020年3月13日の260円まで下落して底打ちとなりました。

 ここから緩やかな上昇トレンド(C)を形成していますが、この中で5月21日の489円まで反発した後の下落で、7月2日の317円、8月7日の310円、10月27日の321円と三点底をつけて上昇に転じ、12月9日の382円の安値から急反発となって、12月21日の541円まで上昇しました。押し目買いに有利な形となっています。

4319 TAC 東証1部

PER(株価収益率)9.46倍、PBR(株価純資産倍率)0.73倍、配当利回り2.04%

 2020年11月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+325.9%の6.90億円、経常利益+163.1%の6.84億円と大幅な増収・増益の見通しです。

 2012年7月25日の120円を安値とし、2014年1月29日の494円を高値とする、中長期の大きな三角保ち合い(S)の中の動きとなっています。

 この中で2016年2月12日の167円の安値から2017年11月28日の416円まで上昇し、ここから角度の大きい下降トレンド(C)へ転換し、2020年3月13日の136円まで下げ、ここを安値に短期の上昇トレンド(D)となって、三角保ち合いの上値ラインに向かっているところです。上値は大きくないかもしれませんが、300円水準までの戻り(三角保ち合いの上値ゾーン)が目安となります。

5986 モリテックスチール 東証1部

PER(株価収益率)-倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り0.66%

 2020年11月13日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲1,259.1%の▲5.10億円、経常利益▲448.1%の▲4.70億円の大幅な減収・減益の見通しです。

 2016年2月15日の229円を一番底に、2017年4月25日の260円を二番底にして上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月18日に1,380円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で7月5日の500円まで下げてもみ合い、8月21日の501円で二点底となって、8月29日の676円まで反発し、やや緩やかな下降トレンド(C)へ移行しました。

 この下降トレンド(C)の中で12月25日の336円、2019年6月4日の321円、8月29日の308円と三点底となって、10月31日に513円まで反発。ここをピークにコロナ相場に巻き込まれ、その後、急落となって2020年3月13日の196円で底打ちとなりました。

 この3月13日の196円を安値に6月23日の335円を高値とする三角保ち合い(E)となり、この煮詰まったところの11月19日に287円を安値に上放れし、急騰となって12月7日に718円まで上昇。ここをピークに急反落となって12月22日の430円の安値をつけ、もみ合っています。

8999 グランディハウス 東証1部

PER(株価収益率)10.29倍、PBR(株価純資産倍率)0.57倍、配当利回り5.65%

 2020年11月9日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲20.6%の17.00億円、経常利益▲22.1%の18.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年6月24日の300円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月10日に612円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、12月25日の351円まで下落し、ここからの反発で、2019年3月4日の496円、7月31日の511円、2020年1月22日の514円と順上げの三尊天井となりました。ここでコロナ急落相場に巻き込まれて、4月6日の280円まで下げて底打ちとなりました。ここから6月8日の438円まで上昇し、三角保ち合いとなって煮詰まって上放れしたところです。