優待弁護士が選ぶおすすめ株主優待

 私は本業が弁護士の兼業投資家です。

 もともとはJ-REIT(ジェイ・リート:国内の上場不動産投資信託)専門投資家でしたが、数年前から個別株にシフトし、現在は主に優待銘柄を中心に投資しています。優待にはまったきっかけは、魅力的な優待品。外食や買い物に優待券を使って楽しんでいます。

 今回は2021年お正月のお年玉としてもらいたい優待品を1月および2月の優待銘柄の中からご紹介します。お年玉の代わりということでクオカード、ギフトカード、お買物券を中心にセレクトしました。

 その他の判断基準としては株価動向も加味し、戦略的に買っていきたい銘柄を選びました。

 なお、コロナ・ショックで下落し、まだ回復途上にある銘柄もありますので、株を買うときは最新の株価を確認し自己の判断の責任で投資してください。

楽天証券優待検索より

第1位:アレンザホールディングス

銘柄名 アレンザホールディングス コード 3546
株価 1,283円 優待発生株数 100株~3,000株
優待内容
権利月
JCBギフトカード。100株は100円分、500株は3,000円分、1,000株は5,000円分、3,000株は1万円分。
2月

 東北、関東、東海、中国、四国で店舗を展開しているホームセンター、ペットショップを運営している会社です。優待品はもらってうれしいJCBギフトカードです。配当利回りは2.8%とまあまあ高めです。私はいつも1,000株で5,000円分のギフトカードをゲットしています。

 気になる株価動向ですが、コロナ・ショック後に回復し、現在はコロナ・ショック前を大きく上回る株価のレンジ内で上げ下げしている状態です。

 ということでJCBギフトカードがもらえて株価動向もコロナ・ショック後、回復しているということでアレンザホールディングスが第1位にランキングしました。

第2位:ベステラ

銘柄名 ベステラ コード 1433
株価 1,814円 優待発生株数 100株、300株
優待内容
権利月
クオカード。100株だと1,000円分、300株だと2,000円分。
1月

 建設銘柄で製鉄所や発電所などのプラント解体工事マネジメント会社です。優待品はこれももらってうれしいクオカードです。私はいつも100株で1,000円分のクオカードをゲットしています。クオカードはコンビニ、書店、デニーズでも使えるのでとても重宝しています。私はランチのデザートをコンビニで買うことが多いのでクオカードがあるととても助かります。特に最近のコンビニスイーツは単価が安くてハイレベルのものが多いのでついついクオカードで買ってしまいます。

 気になる株価動向ですが、コロナ・ショックで暴落後、昨年秋ころには回復し、その後も順調に株価上昇しており、現在も上昇トレンドを描いています。

 ということでクオカード&株価上昇も期待できるということでベステラが第2位にランキングとなりました。

第3位:リテールパートナー

銘柄名 リテールパートナー コード 8167
株価 1,507円 優待発生株数 100株~5,000株
優待内容
権利月
JCBギフトカード(ただし買物券やカタログギフトの選択も可)。
100株は1,000円分JCBギフトカード、1,000株は3,000円分JCBギフトカード、3,000株は5,000円分JCBギフトカード。
2月、8月

 小売業銘柄で地方のスーパーマーケットを運営している会社です。優待品はもらってうれしいJCBギフトカードです。私はいつも1,000株で3,000円分のJCBギフトカードをゲットしています。JCBギフトカードのほかにも店舗で使える買物優待券や山口県のカタログギフトを選択することもできます。2月と8月と年に2回もらえるのもうれしいです。

 株価動向ですがコロナ・ショック後、株価回復し、現在はボックス相場のレンジ内で上下している状態です。

第4位:中本パックス

銘柄名 中本パックス コード 7811
株価 1,635円 優待発生株数 100株
優待内容
権利月
クオカード1,000円分。
2月

 グラビア印刷を軸にラミネート、コーティング事業を展開している会社です。配当利回りが3.4%とまあまあ高めです。

 優待品は私の大好物のクオカードです。1,000円分クオカードだと2回くらい買い物ができるので重宝しております。

 株価動向ですが、コロナ・ショック後、順調に回復し、現在は1,500~1,600円のレンジ内で比較的株価が安定している銘柄ではないかと思います。

第5位:不二電機工業

銘柄名 不二電機工業 コード 6654
株価 1,331円 優待発生株数 100株、500株
優待内容
権利月
クオカード。100株は500円分、500株は1,000円分。
1月、7月

 電機機器銘柄です。制御用開閉器で高いシェアを確立している会社です。優待品はやはりクオカードです。わたしはいつも100株で500円分クオカードをゲットしています。500円だと買い物するにはちょっと物足りませんが、1月と7月と年に2回もらえるのでよしとしましょう。配当利回りは2.4%とまあまあです。

 株価動向はコロナ・ショック後に回復した後、1,300円前後で推移しています。

第6位:アークス

銘柄名 アークス コード 9948
株価 2,418円 優待発生株数 100株~5,000株
優待内容
権利月
全国共通ギフト券。100株は2,000円分、500株は3,000円分、1,000株は4,000円分、5,000株は5,000円分。
2月

 小売業銘柄です。北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループを展開している会社です。優待品はこれまたもらってうれしい全国共通ギフト券です。ちなみに全国共通ギフト券のほかにも店舗で使える商品券やりんご、りんごジュースも選択できますが、私はいつも500株で3,000円分の全国共通ギフト券をゲットしています。配当利回りは2%でまあまあです。

 株価動向はコロナ・ショック後、回復しています。

第7位:トライステージ

銘柄名 トライステージ コード 2178
株価 472円 優待発生株数 400株、2,000株
優待内容
権利月
クオカード。400株は1,000円分、2,000株は5,000円分。
2月、8月

 ダイレクトマーケティングの各種データを分析してソリューション業務を提供している会社です。優待品はやはりクオカードです。1,000円分クオカードをもらうためには400株保有する必要がありますが、株価が472円ですので約19万円の投資資金で1,000円分クオカードがもらえます。

 株価動向ですが、コロナ・ショック後、回復しており、コロナ前を上回るレンジで推移しています。

第8位:シーアールイー

銘柄名 シーアールイー コード 3458
株価 1,281円 優待発生株数 100株
優待内容
権利月
クオカード。1月は500円分、7月は1,000円分。
1月、7月

 不動産銘柄です。物流施設の賃貸管理、開発をてがける会社です。優待品はやはりクオカードです。年に2回もらえて1月は500円分、7月は1,000円分のクオカードです。

 株価動向ですが、コロナ・ショックから回復し、コロナ・ショック前の水準を上回るレンジ内で推移しています。

 

第9位:ネオジャパン

銘柄名 ネオジャパン コード 3921
株価 2,000円 優待発生株数 100株、200株
優待内容
権利月
クオカード。100株だと500円分、200株だと1,000円分。
1月、7月

 情報通信業銘柄です。パッケージ販売とクラウドサービスを展開している会社です。優待品はやはりクオカードです。100株で500円分、200株で1,000円分のクオカードがもらえます。わたしはいつも200株で1,000円分のクオカードをゲットしています。1月と7月と年に2回もらえちゃいます。

 株価動向ですが、コロナ・ショックから回復し、コロナ・ショック前の水準を上回るレンジ内で推移しています。