「デフレ=物価下落」は経済にとって悪いとされています。その理由の説明で間違っているのは?

  • デフレになると、不況が進み、失業率が増えるから
  • デフレになると、預金の金利が下がり、お金の価値が低くなるから
  • デフレが続くと、お金持ちほど有利になり、格差社会が拡大するから

ヒント

デフレは消費者からするとモノが安く買えるようになって喜ばしいように思えますが…。

解答

2:デフレになると、預金の金利が下がり、お金の価値が低くなるから

デフレになると物価の下落で、企業収益が落ち込むため、倒産も増え、失業率が増加します。失業が増えると消費が落ち込み、さらに物価が下落する悪循環に陥ります。これが「デフレスパイラル」です。また、100円だった品物が90円で買えるようになるなど、同じ金額でより多くのモノを買えることになります。これはお金の価値が上がった状態で、2が間違いです。そして、お金の価値が上がると、すでに多くのお金を持っている人がさらに裕福になり、お金のない人は給料も減ってますます困る、という格差社会につながりやすいのもデフレの悪い面です。

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