3176 三洋貿易 東証1部

PER(株価収益率)10.53倍、PBR(株価純資産倍率)0.93倍、配当利回り3.78%

 2020年11月6日発表の2021年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲16.5%の40.00億円、経常利益▲20.3%の42.00億円の減収・減益の見通しです。

 2017年7月3日の1,368円、11月2日の1,505円、2018年1月18日の1,441円と三尊天井をつけた後の下降トレンド(A)の中で、10月29日の845円、12月25日の825円を二点底にして、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、今年(2020年)1月24日に1,446円の高値をつけた後、コロナ相場の急落に巻き込まれ、3月19日には698円まで下げて底打ちとなりました。ここから3月27日の900円まで自律反発した後、4月6日の721円まで下落して反発して6月9日の1,117円まで戻しました。その後、7月31日の889円まで押し目を入れて、9月8日に1,059円まで反発した後、緩やかな下降トレンド(C)へ移行。10月30日の945円を安値に下降トレンド(C)を上放れましたが、すぐに反落となって11月18日に969円で短期の売り転換となっています。

5911 横河ブリッジホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)8.24倍、PBR(株価純資産倍率)0.83倍、配当利回り2.44%

 2020年10月28日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+8.7%の140.00億円、経常利益+8.0%の140.00億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 2016年6月24日の933円、8月17日の1,009円、9月20日の1,054円と順上げの三点底をつけて、上昇トレンド(A)を形成。この中で2017年4月17日の1,206円を安値に大幅上昇となり、2018年1月30日に2,973円の高値をつけました。

 ここをピークに6月18日の2,730円、9月25日の2,514円と順下げの三点天井をつけて、12月25日に1,421円まで大幅下落。2019年2月4日の2,053円まで戻した後、8月15日の1,436円まで下げ、二点底となって下降トレンド(B)を上に抜き、今年(2020年)2月6日の2,309円まで反発しました。

 ここでコロナ急落相場にツレ安し、3月17日に1,539円まで下げて、7月7日の2,273円まで戻しました。ここから8月7日の1,817円、10月30日の1,828円まで下げて二点底となってもみ合っています。チャートでは2018年12月25日の1,421円を安値に緩やかな上昇トレンド(C)となっています。

1968 太平電業 東証1部

PER(株価収益率)9.99倍、PBR(株価純資産倍率)0.69倍、配当利回り2.83%

 2020年11月12日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲29.1%の67.00億円、経常利益▲24.8%の72.00億円の減収・減益の見通しです。

 2018年5月24日の3,245円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年6月14日の2,023円、8月6日の2,021円と二点底をつけて、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で今年(2020年)2月10日に2,747円の戻り高値をつけたところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、大幅下落となって3月13日に1,852円まで下げて底打ちとなりました。

 ここから3月27日の2,525円まで自律反発した後、三角保ち合い(C)となり、この煮詰まってきたところの8月3日の2,086円を安値にもみ合って上放れし、9月29日に2,471円まで上昇。ここから10月21日の2,212円まで押し目を入れ、11月6日の2,329円で買い転換が出現し、11月24日には2,609円まで上昇しました。

3050 DCMホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)9.52倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り2.45%

 2020年9月29日発表の2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+44.5%の301.00億円、経常利益+46.7%の295.00億円の増収・増益の見通しです。

 2014年3月20日の640円水準からの、緩やかな上昇トレンド(A)の中で、2015年1月14日の720円を安値に上放れし、6月29日の1,211円、8月5日の1,233円と二点天井をつけ、急反落となって11月4日の770円まで下げました。

 ここから右側に末広がりの三角形となって2016年6月16日の741円で当面の底打ちとなり、末広がり三角形を上放れ、2017年1月6日の1,108円まで上昇し、6月21日の930円まで押し目を入れて、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、2018年12月28日の1,157円まで上昇し、その後、約1年間もみ合っていましたが、2020年2月からのコロナ急落相場に巻き込まれ、3月13日に882円まで下落しました。

 ここから急反発となって上昇トレンド(D)を形成し、9月23日の1,580円、10月6日の1,542円と二点天井をつけて大幅下落となりました。

 11月19日にザラ場で1,158円まで下げて3分の2押しの1,115円水準まで接近した後、2分の1押しの1,231円水準で、もみ合っています。

3182 オイシックス・ラ・大地 東証1部

PER(株価収益率)48.56倍、PBR(株価純資産倍率)5.78倍、配当利回り―%

 2020年11月12日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+102.7%の50.00億円で、経常利益の発表はありません。

 2018年12月7日の2,497円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で2020年の2月3日に993円で底打ちし、上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で6月2日の2,410円まで上昇後、押し目を入れてもみ合い、8月12日の2,166円を安値に急伸し、8月20日に3,860円まで上昇。9月14日の2,829円まで押し目を入れ、10月21日に4,020円と高値更新となりました。ここでも押し目を入れて、11月9日の3,790円まで反発し、三尊天井の型を作っています。9月14日の2,829円を切らなければ2,900~3,700円のボックス相場の可能性があります。

 三尊天井が確立するのは、9月14日の2,829円を終値で切った場合。その場合は2分の1押しに近づく可能性があります。2,829円を切らなければ2,900~3,700円のボックス相場となりそうです。