気になるあの本をチェック!

住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本
2020年01月30日頃発売/日本実業出版社
1,650円(税込)

答えてくれた人

日本実業出版社 第一編集部 荒尾宏治郎さん

著者ってどんな人?

千日太郎さん
 
人気ブログ『千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える』の著者です。

 この方、現役の公認会計士さんでもあります。

 本業で培われた緻密な計算とシミュレーション、そしてわかりやすい語り口に定評があり、企画が実現しました。

 そもそも公認会計士さんがなんで住宅ローンの本を書いたのかというと、大阪の監査法人に所属しているときにマンションを購入したそうですが、その際に「インターネットには住宅ローンについてのまともなサイトがない」と感じ、苦労したそうです。

「読者のためになる情報がない……だったら自分が書いてやろう!」と思い立ち、資格も名前も伏せてブログを開始したところ、「銀行や不動産会社が教えてくれないホンネの話が面白い」と好評に。

 ブログ開始の翌年には「ダイヤモンド不動産研究所」で「千日の住宅ローンの正しい選び方」の連載を開始するまでに。

 その後、「価値ある情報は誰もが無料で入手できることでさらに価値を増殖させる」という信念のもと、一般の人からの相談を受け付け、回答をインターネットに公表する「千日の住宅ローン無料相談ドットコム」を始め、たしかな分析力と的確なアドバイスに評価が集まり、日々読者からの相談が途絶えることがありません。

どんな人にオススメ?

  • 家の購入を考えている人
  • 「住宅ローン」に、他人任せではなく、自分主導で取り組んでみたい人
  • 少しでもトクする方法があるなら、ぜひやってみたい人
  • 「金利」について知りたい人

この本の、ここが読みどころ!

「住宅ローンって、情報がありすぎて、よくわからない…! 」

 一戸建て、マンションを購入する際に、最も頭を悩ますのが住宅ローンです。

 本書では、その仕組みから、賢い選び方、資金計画、得する返し方、そして数百万円節約できる情報まで、人気ブロガーがわかりやすく解説します。

「銀行や不動産会社に、なにかうまく誘導されている気がする……」

 住宅ローンを組む際、本当に考慮しなければならない情報をつかんでいる人は少なく、特に肝心な「返済計画」のことをしっかりと考えて契約に至っている人はまれです。

 結果、身の丈に合わないローンを組んでしまい、老後破産、住宅ローン破産が問題になっているのです。

 本書では、住宅ローンという人生最大の契約の機会に際し、初心者が百戦錬磨のプロを相手に損をしないためのアドバイスをしていきます。

「他人任せではなく、自分主導で取り組んでみたい!」

 イチオシポイントは、「年代別のローンシミュレーション」です。

「今は手に届かなくても、いつかは……」と思っている人も、このシミュレーションを見ることで、無理のない資金計画をイメージすることができます。

編集者の制作秘話

 不動産会社、銀行の担当者は自社に有利になる情報しか教えません。

 しかし、そのようなしがらみのない「住宅ローン」に関する人気ブロガーの著者だからこそ伝えられる、損せず得するホンネの話があますところなく紹介されています。

 これから家を買う人、住宅ローンを借り換えたい人にぜひ読んでいただきたい1冊です。