1945 東京エネシス 東証1部

PER(株価収益率)11.01倍、PBR(株価純資産倍率)0.45倍、配当利回り3.21%

 2020年10月28日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲0.5%の39.00億円、経常利益0%の39.00億円の小幅な減収の見通しです。

 2016年11月9日の903円、2017年4月14日の874円を二点底にして上昇トレンド(A)を形成し、この中で11月9日の1,383円、2018年5月1日の1,407円と二点天井となって下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2019年10月31日の1,066円の戻り高値から、コロナ相場に巻き込まれ、今年(2020年)2月からの急落相場でツレ安し、3月19日に616円で当面の底打ちとなりました。ここから3月30日の881円まで自律反発後、三角保ち合いとなり、この煮詰まったところで10月16日の728円を安値に上放れとなり、11月11日に905円まで上昇して押し目を入れています。

3172 ティーライフ 東証1部

PER(株価収益率)12.38倍、PBR(株価純資産倍率)1.03倍、配当利回り2.51%

 2020年9月4日発表の2021年7月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+6.9%の5.30億円、経常利益+1.0%の5.30億円と2期連続の増収・増益の見通しです。

 2016年2月12日の822円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2017年3月31日の1,926円、6月5日の1,936円と二点天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この中で今年2月からのコロナ急落相場に巻き込まれ、3月2日に713円まで下げて底打ちし、上昇トレンド(C)へ転換しました。この中で3月11日の997円、6月3日の1,273円、9月4日の1,680円と上げ幅を拡大する三段上げとなっています。約3カ月ごとに高値をつけています。

6750 エレコム 東証1部

PER(株価収益率)19倍、PBR(株価純資産倍率)2.78倍、配当利回り1.52%

 2020年11月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+4.8%の148.00億円、経常利益+4.4%の142.00億円の8期連続の増収・増益の見通しです。

 2016年11月9日の1,790円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年12月26日の2,569円を安値に急角度の上昇トレンド(B)となって、2020年1月22日の4,755円の高値をつけました。この中で今年(2020年)1月22日の4,755円を高値に2月からのコロナ急落相場に巻き込まれ、3月13日の2,902円で目先の底打ちとなり、その後、急反発(C)に転じて7月10日の5,550円まで上昇しました。ここを当面のピークにしてもみ合い、11月5日の5,470円を二番天井にして反落し、11月13日に4,620円で売り転換の型となっています。

3104 富士紡ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)13.5倍、PBR(株価純資産倍率)1.11倍、配当利回り2.92%

 2020年10月30日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.9%の44.00億円、経常利益+6.3%の46.00億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 2018年2月2日の4,480円を高値にして、上値を切り下げる一方、下値は2,200円台のフラットな下値抵抗ラインとなっており、右肩下がりの直角三角形の保ち合いとなっています。

 この中で2019年6月18日の2,237円、7月18日の2,243円を二点底にして、2020年の1月28日に4,060円まで上昇し、ここからコロナ相場に巻き込まれ、2月の急落相場を経て、3月13日に2,213円の安値更新となりました。その後、2,213円を安値に上昇トレンド(B)へ転換し、6月10日の3,380円まで上昇して7月27日の2,951円まで押し目を入れ再上昇。10月30日に3,930円の高値をつけましたが、同日に3,620円で売り転換となり、上昇トレンド(B)を下に切って下げています。日経平均株価のスピード調整に、ツレ安する可能性があります。

1808 長谷工コーポレーション 東証1部

PER(株価収益率)6.92倍、PBR(株価純資産倍率)0.87倍、配当利回り5.98%

 2020年11月12日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲15.6%の725.00億円、経常利益▲17.9%の700.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年2月24日の891円、7月8日の927円、9月21日の918円と三点底をつけて上昇トレンド(A)を形成し、2018年1月25日の1,853円まで上昇し、5月14日の1,754円を二番天井にして下降トレンド(B)へ転換しました。この中で12月25日の1,090円、2019年6月27日の1,072円、8月15日の1,070円と三点底をつけて、下降トレンド(B)を上に抜き、今年(2020年)1月23日に1,567円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、3月17日の968円まで下落し、もみ合って4月3日の1,001円を二番底にして9月14日に1,510円まで上昇しました。ここを戻り高値にして10月12日に1,350円で売り転換となり、下落しているところです。好業績、高配当銘柄ですが、信用倍率は0.83倍となっており、需給によっては下げるところまで下げるので、待ち伏せとなります。