前日(10月5、9日)の市場概況
ドル/円:112円台後半で小動き
先週金曜日(5日)のマーケットでは、米雇用統計の発表後にドル買いが優勢になり、ドル/円は、7月14日以来の高値となる113.43円まで上昇しました。しかし、北朝鮮がミサイル発射準備との報道で一転売りが強まると112.59円まで下落。週の終値は112.653円でした。
週明けのドル/円は、東京市場とNY市場が休場のため、動意に欠ける動きとなりました。北朝鮮リスクを警戒して112.315円まで下げましたが、その後は徐々に値を戻し、112.74円まで回復。終値は、金曜日とほぼ同水準の112.681円(前日比+0.028円)。(チャート1)
トルコリラ/円:米国との外交問題を嫌気して急落
週明けのアジア市場では、トルコリラが急落。トルコが、昨年のクーデター未遂事件を巡り、イスタンブールの米在外公館の職員を逮捕したことをきっかけに、米国とトルコが互いにビザ発行を停止。外交的緊張が高まりトルコリラが売られました。(チャート2)
トルコ/円は、キャリートレードのポジションが積みあがっていたこともあり、節目となる30円を割ると、一時28.137円まで急落。ただ、その後30円台に戻しました。
本日(10月10日)の注目イベント
今日は英指標に注目!
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