株式投資には独特の表現があります。次の言葉とその意味の説明で間違っているのはどれ?

  • 日柄(ひがら):株価が大きく値動きした後に落ち着くまでの期間。株価の値動きサイクルのこと
  • 取り組み(とりくみ):信用取引や先物取引における未決済の「買い」と「売り」の勢力状況のこと
  • 地合い(じあい):株式市場がオープンしていて、取引が行われている時間帯のこと

ヒント

日柄、取り組み、地合いは「いい日柄」「いい取り組み」「いい地合い」と表現されます。

解答

地合い(じあい):株式市場がオープンしていて、取引が行われている時間帯のこと

「日柄」は売買が盛り上がって株価が上昇してから値動きが落ち着くまでの期間を示します。ちなみに「日柄がいい」とは、株価が一度、大きく値動きした後、買いと売りが拮抗(きっこう)して、もみ合い期間が過ぎ(「日柄調整」といいます)、また再度、動意づきそうな時期のことを指します。「取り組みがいい」は、信用取引などで未決済の売りが多く、その買い戻しで上昇が期待できること。「地合い」とは、相場の雰囲気のことを指す言葉で、「いい地合い」「好地合い」というのは、上昇する株が多く、投資家の買いが旺盛な相場状況を指します。株式市場がオープンしていて、買い手と売り手がオークション方式で直接、売買をしている時間帯は「ザラ場」です。証券取引所が売買注文をまとめて価格を合わせる「寄り付き」や「引け」以外の取引時間になります。

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