本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは106.86円
↓下値メドは105.41円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
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先月末に楽天証券が実施した相場アンケート結果によると、個人投資家の約27%が、「9月のユーロ/円は、ユーロ安/円高」に動くと予想していることがわかりました。「ユーロ高/円安」は、最も少ない約22%。残りの約34%は「動かない(わからない)」でした。
DI(ユーロ高見通しとユーロ安見通しの差)は▲5で 6カ月連続のマイナス。マイナスというのは、ユーロ安見通しがユーロ高見通しより多いことを意味します。残念なことに、ユーロ/円は個人投資家の相場観とは逆に、この6カ月間で終値比でも8円近くユーロ高に動いています。
今夜は重要イベント、ECB(欧州中央銀行)会合が開かれます。何に注目するべきか?「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
9日のドル/円のNY市場終値は106.18円
前営業日の終値比+0.16円だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
同じ釣り針にかかる魚はいない(二度と同じ手は食わない)
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
米医療機器アボットのカード型コロナ検査キットが認可 15分で結果、料金5ドル
フランスとスペインで感染第2波拡大
ドル:
トランプ氏のふるまい、米国人の65%が「大統領としての品位に欠ける」
コカ・コーラ 、北米で4,000人の早期退職募る 事業部門を半減
失業率が下がってもFRB(米連邦準備制度理事会)はしばらく政策変更しないことを示唆
米国の消費に回復の兆しも 医療、スポーツ、家具、電化製品の売上増える
米大統領選:
47%がトランプ大統領の経済対策を評価 最新世論調査
ユーロ:
ロックダウン後の経済、早くも失速か 移動制限が解除されない限り本格回復は無理
ポンド:
在宅勤務アンケート 8割が「もう職場で働きたくない」
「合意なき離脱」のリスク徐々に高まる
トルコリラ:
トルコと欧州の関係悪が悪化すれば、欧州に大量の難民が流入するおそれも
原油先物:
原油市場、遅くとも2021年末までにコロナ前の状態まで回復する予想
その他:
5G対応スマホ、世界の平均価格が約8万5,000円台まで下落
NY州が全米ライフル協会を提訴
恐竜を餌にした「恐怖のクロコダイル」、歯はバナナ大、大きさは路線バス
ポリ袋はゴミ問題にならない。可視ごみの1%未満、自治体ごみの0.4%
主要指標終値
本日の注目通貨
ユーロ/円:ラガルド総裁がユーロ高に「待った」をかけるか?
今夜はECB(欧州中央銀行)の政策会合が開かれます。金融政策に変更はなく、政策金利は現行の0.00%に据え置かれる予定。注目は声明内容。ECBが欧州経済に対してどのような見解を示すのか、これが最初のチェックポイントになります。一部の理事は楽観的な見通しを強めているようで、追加緩和策もこれ以上必要ないと主張しています。
市場関係者は、コロナ禍のなかでこれまでさんざん後ろ向きのニュースを聞かされてきたので、逆に良いニュースには抵抗力がない。ECBは弱気と決めつけているとサプライズが強くなりそうです。
それ以上に注目なのは、記者会見でラガルドECB総裁がユーロ高について言及するかどうか。ここで思い出すのは、ドラギ前総裁の2014年5月の記者会見。「ユーロ高はECBにとって深刻な懸念を呼ぶ問題だ」との発言で当時のユーロ高トレンドは終了しました。
ユーロ高が進んでいるなかで、ラガルドECB総裁が今夜、ドラギ氏のような発言をするのではないかという期待もあります。逆に言うと、ラガルド総裁がユーロについて言及しなければ、ユーロ高容認とみなされユーロが買われる可能性があります。もっとも、たとえユーロ高けん制をしても、口先介入以外にユーロ高阻止の手段を持っていないことがばれてしまったら、結局ユーロ買いとなるでしょう。
本日の注目グラフ
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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