8795 T&Dホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)5.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.4倍、配当利回り4.2%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益は発表なし、経常利益は+180.0%の839.06億円の増益の見通しです。同社は2021年3月期第2四半期決算(2020年4月1日~2020年9月30日)において、持分法適用関連会社の投資利益として、310億円程度を計上する見込み。

 2016年7月6日の812円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年3月10日の1,925円まで上昇しました。ここからの調整で5月18日の1,501円、9月6日の1,461円と二点底をつけて再上昇となり、2018年1月24日に2,100円の高値をつけました。

 ここをピークに1,800円を挟んだ高値圏での大きな上下動となり、8月16日の1,560円を安値に10月5日の2,014円まで反発。ここを二番天井にして下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2019年8月15日の954円まで下落して、12月23日の1,445円まで反発したところで、2020年になり、コロナ・ショックに巻き込まれて大幅下落となって、3月19日の712円で底打ちとなりました。ここから3月27日の957円まで自律反発。その後、4月22日の815円まで押し目を入れて、緩やかな上昇トレンド(C)となっています。この中で6月9日の1,140円まで上昇後、7月31日の861円まで下げて反発。8月14日に1,069円まで上昇してもみ合っています。

2121 ミクシィ 東証1部

PER(株価収益率)21.2倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り4.6%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲18.4%の140.00億円、経常利益▲17.3%の140.00億円の減収・減益の見通しです。

 2017年11月9日の6,500円の高値からの短期の下降トレンド(A)の中で、2018年8月13日の2,492円の安値をつけ、少し反発して、下降トレンド(A)を抜けて再下落。12月25日の2,064円で安値を更新した後、2019年2月6日の2,893円まで自律反発し、緩やかな下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2019年の12月27日に2,149円を高値に、2020年になってコロナ・ショック相場に巻き込まれ、3月19日に1,340円まで下げて当面の底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(C)へ転換。さらにこの上昇トレンド(C)の中で、6月15日の1,620円の安値から角度の大きい上昇トレンド(D)へ移行しています。この上昇トレンド(D)の中で8月20日に2,478円まで上昇して押し目形成となっています。

9101 日本郵船 東証1部

PER(株価収益率)20.59倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り1.22%

 2020年8月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲66.4%の130.00億円、経常利益▲55.0%の200.00億円の減収・減益の見通しです。

 2018年1月11日の3,030円の戻り高値からの下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日の1,542円の安値をつけた後、11月8日の2,066円まで上昇。ここでもみ合った後、2020年初めからのコロナ・ショックに巻き込まれて急落、3月17日の1,091円で底打ちとなりました。ここから緩やかな上昇トレンド(B)を形成しています。この中で6月8日に1,661円まで上昇し、押し目で7月31日の1,353円まで下げた後、反発となって8月5日に1,559円で買い転換となって下降トレンド(A)を上に抜けてきました。

2698 キャンドゥ 東証1部

PER(株価収益率)82.61倍、PBR(株価純資産倍率)2.76倍、配当利回り0.78%

 2020年7月14日発表の2020年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+22.4%の14.60億円、経常利益+21.5%の15.80億円の増収・増益の見通しです。

 2011年3月15日の598円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、2013年5月8日に2,390円の高値をつけました。ここを当面のピークにして大幅下落。6月7日に1,329円の安値をつけ、ここから約7年間、1,377~1,860円のボックス相場の中のもみ合いを続けました。そして、この中で2020年のコロナ・ショック相場による3月13日の1,411円の安値をきっかけに急角度の上昇トレンド(B)を形成し、7月17日に2,569円の高値をつけて反落。8月26日に2,183円で売り転換となっています。業績はこれまでは大したことはありませんが、withコロナ時代にあって、外出せず屋内で必要なモノへの需要が高まったことで、大きく買われました。大きく下がれば、リバウンド狙いとなります。

9233 アジア航測 東証2部

PER(株価収益率)15.11倍、PBR(株価純資産倍率)1.14倍、配当利回り1.46%

 2020年8月14日発表の2020年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.4%の15.00億円、経常利益+7.1%の16.94億円の増収・増益の見通しです。

 2016年10月13日の425円を安値に緩やかな上昇から、2017年6月29日の525円を安値に急騰し、7月13日に1,942円と2週間強で3.7倍となりました。

 ここをピークに急落となり、8月8日の817円まで下げて、8月9日の989円まで自律反発し、2018年2月14日の623円まで下げて約600~1,000円のボックス圏(A)の動きとなりました。このボックス圏の動きの中で、2019年10月10日に571円の安値をつけて反発。ボックスを上放れして2020年1月21日に1,198円の戻り高値をつけました。

 しかし、2020年始めからコロナ・ショック相場に入っており、ここでもみ合って2月4日の1,178円の高値をつけた後、コロナ・ショックにツレ安し、3月17日に500円まで急落して底打ちとなりました。その後もみ合って、4月3日の521円を二番底にして、現在、上昇トレンド(B)となっています。

 この上昇トレンドの中で、6月3日に958円まで上昇して押し目を入れ、7月31日の843円を二点底にして8月25日に1,068円まで上昇し押し目を形成しています。