6639 コンテック 東証2部

PER(株価収益率)10.81、PBR(株価純資産倍率)0.93倍、配当利回り2.4%

 2020年8月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲10.5%の14.00億円、経常利益▲11.3%の13.90億円の減収・減益の見通しです。

 2018年1月17日の2,855円を高値の起点とし、12月25日の1,051円を安値の起点とする下向きの三角保ち合い(A)の中で、2020年1月22日の1,948円を高値に、コロナ・ショックにツレ安し、3月13日に995円まで急落となって底打ちしました。ここから短期の上昇トレンド(B)の中で、6月3日の1,577円まで上昇後、もみ合って7月31日の1,403円まで押し目を入れ、ここからの反発で8月6日に1,709円まで上昇しています。

1898 世紀東急工業 東証1部

PER(株価収益率)7.38倍、PBR(株価純資産倍率)0.93倍、配当利回り3.97%

 2020年8月6日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲6.1%の56.00億円、経常利益▲8.5%の55.00億円の減収・減益の見通しです。

 2011年9月26日の205円(併合前41円)の安値からの長期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2013年10月30日の800円(併合前160円)まで上昇して、ここを当面のピークにして下降トレンド(B)へ転換。この中で2016年4月6日の423円、6月24日の435円、11月9日の443円と順上げの三点底となって反発し、2018年6月5日の800円まで上昇しました。ここから2019年5月9日の547円まで下落後、急上昇となり、2020年1月21日には1,050円まで上昇してピークとなりました。その直後にコロナ・ショックにツレ安し、3月13日に642円まで下げて、その後3月27日の885円まで反発しました。しかし、ここから4月2日の709円まで押し目を入れてもみ合いとなり、7月31日の710円を二点底として反発し、8月18日に787円で買い転換となっています。

4022 ラサ工業 東証1部

PER(株価収益率)10.2倍、PBR(株価純資産倍率)0.82倍、配当利回り2.43%

 2020年8月13日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+1.6%の19.00億円、経常利益+4.3%の18.00億円の増収・増益の見通し。

 2016年6月27日の890円(併合前89円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年6月11日の3,575円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2019年8月29日の1,113円の安値をつけた後、下降トレンド(B)を上に抜けて12月13日の1,757円まで反発しました。ここを目先の戻り高値にしてもみ合っているところに、コロナ・ショックが起こりツレ安して、2020年3月13日に967円まで下落しました。ここを底値に短期の上昇トレンド(C)へ移行。この中で6月10日の1,622円まで上昇後、7月10日の1,422円、7月31日の1,427円と二点底をつけて8月13日に1,650円で買い転換となっています。

7606 ユナイテッドアローズ 東証1部

PER(株価収益率)―倍、PBR(株価純資産倍率)1.37倍、配当利回り0%

 2020年8月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲179.9%の▲70.00億円、経常利益は発表なしで、マイナス予想の見通しです。

 2016年9月30日の2,380円を安値とする上昇で、2018年1月30日の4,880円、9月28日の4910円とダブル天井に近い型となって下降トレンド(A)へ転換。2019年8月16日の2,918円まで下げたところで、いったん反発となりました。その後、下降トレンド(A)を上にぬけて11月8日の3,735円まで戻した後の下落でコロナ・ショックに巻き込まれて、2020年になって急落し、3月19日の1,266円でいったんの底打ちとなりました。そして急落トレンド(B)を上に抜けて、6月10日に2,154円まで上昇。ここからの二番底の動きで下降トレンド(C)となり、8月6日に1,269円まで下げてもみ合い、8月20日に1,607円で買い転換となっています。

5715 古河機械金属 東証1部

PER(株価収益率)10.91倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り4.84%

 2020年8月12日の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲77.0%の20.00億円、経常利益▲81.6%の15.00億円の減収・減益の見通し。

 2016年7月8日の1,230円(併合前123円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年1月15日に2,681円の高値をつけました。ここを当面のピークにして下降トレンド(B)へ転換し、12月25日に1,105円の安値をつけ、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この中で2019年11月11日に1,643円の高値をつけて、角度の大きい下降トレンド(D)へ転換。今年になってコロナ暴落相場に巻き込まれ、3月17日の902円で当面の底打ちとなっています。ここから3月27日の1,212円まで自律反発し、その後は1,000~1,200円のボックス相場の中の動きとなっています。割安で高配当であり下げたところは買い有利かもしれません。