4321 ケネディクス 東証1部

PER(株価収益率)9.46倍、PBR(株価純資産倍率)1.14倍、配当利回り3.42%

 2020年5月14日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+0.4%の160.00億円、経常利益+3.5%の164.00億円の5期連続の増収・増益の見通しです。

 2016年2月12日の350円を安値とし、4月25日の517円を高値とする三角保ち合い(A)の中で、煮詰まったところの2017年2月3日の406円を安値に上放れとなって上昇トレンド(B)へ移行。この中で2017年12月1日に770円の高値をつけました。ここをピークに4月17日の615円まで押し目を入れて、8月31日の723円まで反発後、2018年12月25日の430円まで下落。ここからの戻り相場で2020年2月21日に685円の戻り高値をつけたところで新型コロナ暴落にツレ安して急落となり、3月19日に318円の安値をつけました。2017年12月1日の770円をピークに上値を切り下げるトレンド(C)となっており、この中で3月19日の318円を安値に短期の上昇トレンド(D)となって6月9日に611円の戻り高値をつけ、7月20日の454円まで下げてもみ合っているところです。

5714 DOWAホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)0.82倍、PBR(株価純資産倍率)27.85倍、配当利回り2.73%

 2020年5月26日発表の2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+39.0%の259.55億円、経常利益+19.3%の289.96億円の増収・増益の見通しです。

 2016年6月28日の2,485円(併合前497円)、8月3日の2,610円(併合前522円)を二点底にして10月28日の4,025円まで上昇し、11月9日の3,425円まで押し目を入れて、短期の上昇トレンド(A)を形成。この中で2017年2月15日の5,045円、11月9日の5,010円と二点天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2018年8月16日の3,160円まで下げた後、ボックス相場(C)入り。2019年8月6日の3,130円を安値に短期の上昇トレンド(D)となってボックスを上放れし、12月17日の4,245円、2020年1月20日の4,270円と二点天井となった後、4,000円を挟んだもみ合いに。ここで新型コロナ暴落に巻き込まれて急落し、3月19日の2,201円で底打ちとなって短期の上昇トレンド(E)へ転換。この中で6月8日の3,800円まで上昇した後、7月31日の3,070円まで下落して、その後もみ合いとなっています。

1721 コムシスホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)15.54倍、PBR(株価純資産倍率)1.29倍、配当利回り2.56%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲2.4%の380.00億円、経常利益▲3.9%の385.00億円の減収・減益の見通し、4期ぶりのマイナス予想です。

 2016年6月24日の1,514円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年1月4日の3,360円、9月27日の3,400円を二点天井にして12月25日の2,455円まで下げ、終値ベースで2,480~3,355円のボックス相場の動きとなっていました。この中で2019年11月22日の3,315円、2020年1月21日の3,310円と二点天井の形を作った後、新型コロナ暴落に巻き込まれ3月23日に2,131円まで下落しました。ボックス相場の切り下げは新型コロナ暴落にツレ安した下げの部分で、すぐに短期の上昇トレンド(C)となって7月21日には3,285円とボックス相場の上限に近づきました。そして8月12日に3,045円で売り転換となっています。このボックス相場は現時点では3,400円接近で売り、2,500円接近で買いという上下動の動きとなります。

2445 タカミヤ 東証1部

PER(株価収益率)12.26倍、PBR(株価純資産倍率)1.43倍、配当利回り2.53%

 2020年8月6日時点で来期2021年3月期予想データはありません。

 2016年2月12日の306円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、5月9日の525円まで上昇して7月8日の396円まで押し目を入れ、ここからの反発の中で9月21日の469円の安値から11月30日の659円まで上昇。その後は上昇トレンド(B)となって2019年7月4日の828円の高値をつけました。ここをピークにして9月11日の635円まで押し目を入れた後、11月19日の752円まで自律反発し、もみ合っていたところ2020年になって新型コロナ暴落に巻き込まれ3月13日に372円まで急落しました。ここから6月29日の570円まで上昇後、もみ合いとなり8月4日の505円の安値をつけ8月12日に564円で買い転換となっています。

2922 なとり 東証1部

PER(株価収益率)27.12倍、PBR(株価純資産倍率)1.17倍、配当利回り1.03%

 2020年8月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲18.7%の12.60億円、経常利益▲17.7%の13.45億円の減収・減益の見通しです。

 2012年12月28日の820円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年6月22日の2,178円の高値をつけました。ここをピークにして高値圏でもみ合い、2018年4月3日の1,883円を安値に5月10日の2,038円まで反発して、下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の1,530円、2,019年6月4日の1,514円、8月23日の1,530円と三点底を形成して反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて、2020年2月6日に1,756円の高値をつけましたが、新型コロナ暴落に巻き込まれ3月13日の1,416円まで下落。下げ過ぎの反発から5月11日には1,790円まで上昇してもみ合いとなり、7月31日の1,741円を安値に上放れし、8月12日に終値で1,960円の高値をつけました。