6938 双信電機 東証1部

PER(株価収益率)148.44倍、PBR(株価純資産倍率)0.67倍、配当利回り1.05%

 2020年7月31日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+134.2%の1.50億円、経常利益+134.6%の1.50億円の増収・増益の見通しです。

 2016年2月18日の249円で底打ちし、2017年4月17日の274円の安値から急角度の上昇トレンド(A)となりました。この中で10月26日の1,267円の高値をつけ(半年で4.6倍)、ここをピークに急角度の下降トレンド(B)へ転換し、お里帰り(元の安い株価)となって2018年12月25日の269円まで下落しました。ここからの自律反発で2019年の3月6日に689円の戻り高値をつけ、やや緩やかな下降トレンド(C)を形成しています。この下降トレンド(C)の中で、2020年3月13日にコロナ禍暴落で236円まで下げ、チャートでは終値で2016年2月12日の250円と3月13日の250円は中期のダブル底となっています。

2206 江崎グリコ 東証1部

PER(株価収益率)26.07倍、PBR(株価純資産倍率)1.56倍、配当利回り1.29%

 2020年5月11日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲13.5%の180.00億円、経常利益▲18.4%の185.00億円の減収・減益の見通しです。

 2017年6月6日の6,560円を高値とし、2018年2月6日の4,835円を安値とする三角保ち合い(A)の中で、煮詰まったところの2019年3月27日の5,940円を高値に下降トレンド(B)と急落し、8月6日の4,285円まで下げて、11月15日の5,170円まで自律反発し、その後の反落とコロナ禍暴落を受けて、2020年3月17日の3,585円まで下落しました。ここから短期の急角度の上昇トレンド(C)となり、5月10日には5,330円まで上昇して、ここが当面の戻り高値となってもみ合い調整に入っています。

5288 アジアパイルホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)7.68倍、PBR(株価純資産倍率)0.53倍、配当利回り4.22%

 2020年5月11日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲17.3%の42.00億円、経常利益▲17.3%の38.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年2月12日の328円、6月16日の342円を二点底にして上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年8月30日の910円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、この中で2019年8月15日の457円でいったん底打ちとなって反発し、12月11日の637円まで上昇するものの、もみ合っているところでコロナ禍暴落に巻き込まれて急落し、2020年3月13日の340円まで下落しました。ここから短期の上昇トレンド(C)となっています。現時点では下降トレンド(B)に上値を抑えられていますが、ここを抜けると一段高が期待できます。

4921 ファンケル 東証1部

PER(株価収益率)34.3倍、PBR(株価純資産倍率)5.2倍、配当利回り1.2%

 2020年8月4日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.7%の145.00億円、経常利益+2.0%の146.00億円の5期連続の増収・増益の見通しです。

 2016年11月9日の738円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、7月18日に3,185円の高値をつけて、10月30日の2,082円まで下落し、この後2,158~3,300円の大きなボックス(C)の中で上下動を繰り返しています。この大きなボックスの中で今年になって2月14日に3,270円の高値をつけて、コロナ禍暴落に連動し急落となって3月17日の2,029円まで下落しました。ここから短期の上昇トレンド(B)へ転換し、7月21日に3,275円とダブル天井に近い形となって7月30日に3,085円で売り転換となって下落に転じています。

7447 ナガイレーベン 東証1部

PER(株価収益率)24.12倍、PBR(株価純資産倍率)2.21倍、配当利回り2.27%

 2020年6月29日発表の2020年8月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+5.1%の51.67億円、経常利益+5.1%の52.42億円の増収・増益の見通しです。

 2016年9月12日の2,036円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年4月19日の3,225円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月26日の2,060円を安値にいったん反発して下降トレンド(B)を上に抜けて、2019年4月15日の2,646円まで上昇するも、業績の不透明さから8月29日に1,900円まで大幅下落となりました。ここからの急反発で再度、下降トレンド(B)を上に抜けて12月17日の2,715円まで上昇しましたが、新型コロナウイルスの影響から全体相場の下落にツレ安し、2020年3月13日には2,011円まで下落しました。その後、ここからいったん急反発して3月27日の2,730円まで上昇後、再下落となり4月3日の2,207円まで下げて7月21日の2,874円まで上昇し、高値圏のもみ合いとなっています。