私は本業が弁護士の兼業投資家です。

 もともとはJ-REIT(ジェイ・リート:国内の上場不動産投資信託)専門投資家でしたが、数年前から個別株にシフトし、現在は主に優待銘柄を中心に投資しています。優待にはまったきっかけは、魅力的な優待品。外食や買い物に優待券を使って楽しんでいます。

 今回は8月優待および2・8月優待銘柄の中から優待品の魅力株価動向から戦略的に買っていきたい銘柄を選びました。株式市場を襲ったコロナ・ショックからの回復はまだまだ途上です。単純に優待品そのものの魅力のみに惹かれて優待株投資をすると痛い目に合うリスクもあります。

 今回は優待品そのものの魅力に加えて株価動向も加味して投資したい銘柄を戦略的にセレクトしてみました。最近のコロナ・ショックで株式市場が荒れているため、株を買うときは最新の株価を確認し自己の判断の責任で投資してください。

楽天証券優待検索より ※株価は2020年8月4日終値

第1位:セイヒョー

銘柄名 セイヒョー コード 2872
株価 3,200円 優待発生株数 100株,500株
優待内容
権利月
100株だと自社商品3,000円相当、500株だと自社商品5,000円相当。
8月のみ

 その名のとおり新潟県の製氷業から出発してアイスクリーム、和菓子の製造や仕入れ販売を主な業務としている会社です。セイヒョーという銘柄名からは製氷を連想させ、涼しい気分になるのは私だけではないはずです。

 代表的な商品は新潟に行くとコンビニでも売っている「もも太郎」というピンク色のアイスバーです。

 気になる優待はもちろん氷菓子です。昨年は桃、キウイ、マンゴーのアイスバーを30本頂きました。とりあえず全部冷凍庫に入れたら冷凍庫がパンパンになってしまい、うちの奥さんから文句を言われるという事件が発生しました。気になる株価動向ですが、コロナ・ショックで暴落した後、5月下旬にはコロナ前の株価まで回復しました。その後、やや下降トレンド気味ですが、直近では3,200円に落ち着きつつある状態です。

 株価はイケイケ上昇トレンドとはいえないもののこの灼熱(しゃくねつ)の8月にふさわしいアイスバーの優待品がもらえるということで1位にランキングしました。

第2位:カネ美食品

銘柄名 カネ美食品 コード 2669
株価 3,190円 優待発生株数 100株、300株、1,000株
優待内容
権利月
セレクトグルメ(100株だと3,000円相当、300株だと5,000円相当、1,000株だと
1万円相当)
8月、2月

 中部を地盤として惣菜販売とファミリーマート向けの米飯製造を主たる業務としている会社です。優待品はセレクトグルメ配達便といって、各コース8種類のグルメの中から好きなグルメをセレクトすることができます。前回は3,000円相当コースの中から氷温熟成煮魚焼き魚ギフトセットをもらいました。

 優待品はどうしても肉系が多くなってしまうのでこういうお魚系はとてもうれしいです。解凍して温かいご飯と一緒に食べると美味しくてご飯がすすみます。ほかにも餃子、シャーベット、うなぎ蒲焼等もあるのでバラエティーに富んだ8種類になっています。しかもこれが年2回届きます。

 気になる株価動向ですが、コロナ・ショックで暴落した後、上昇トレンドに転換し、順調に株価を回復してきました。直近ではほぼコロナ・ショック前の株価に戻っています。各移動平均線もきれいに上昇トレンドラインを描いており、直近では5日移動平均線が20日移動平均線に支えられ安定しています。他の銘柄がいまだにコロナ・ショックから立ち直れない状況にある中で比較的安心して買うことができる銘柄ではないでしょうか。

 ということでバラエティーに富んだセレクトグルメと安定した株価ということで2位にランキングとなりました。

第3位:リテールパートナーズ

銘柄名 リテールパートナーズ コード 8167
株価 2,182円 優待発生株数 100株、1,000株、3,000株
優待内容

権利月
JCBギフトカード(100株だと1,000円分、1,000株だと3,000円分、3,000株だと
5,000円分)。ただし、ほかにも買い物割引券や山口県の地産地消商品カタログギフトの
選択可能。
8月、2月

 山口県を拠点とした地方のスーパーマーケット事業の管理運営を主な業務とする会社です。優待品は使い勝手のよいJCBギフトカードがもらえます。もちろん地元の方は地元のスーパー店舗で使用できる買い物割引券を選ぶこともできます。私は東京在住なので毎回、JCBギフトカードをセレクトしています。

 気になる株価動向ですが、この銘柄は珍しくコロナ・ショックでも暴落しませんでした。地方密着のスーパーマーケットなのでコロナ不況の影響もあまり受けなかったようです。そのため、移動平均線は短期、長期とも緩やかな上昇トレンドラインを描いており、直近でも上昇トレンドの傾向が続いています。

 コロナ・ショックから立ち直れない銘柄が多い中、当初からコロナ・ショックの影響を受けず安定して上昇トレンドにある希少な銘柄といえるでしょう。

第4位:カワサキ

銘柄名 カワサキ コード 3045
株価 971円 優待発生株数 100株、200株
優待内容
権利月
レイクアルスターシェニールハンカチ(100株だと1枚、200株だと2枚)
8月

 ドイツ製シェニール織物の高級ハンカチ等の輸入販売を主な業務とする会社です。優待品は主力商品のブランド名「レイクアルスター」シェニールハンカチがもらえます。レイクアルスターシェニールハンカチは花柄のとてもおしゃれな美しいハンカチです。

 前回、このハンカチをもらったときはさすがに自分で使うのは恥ずかしいので奥さんにあげました。でも今回は、自分用にもらって裁判所や弁護士事務所内で優雅にこのハンカチを使ってみたいです。

 気になる株価動向ですが、この銘柄もコロナ・ショックで暴落した後、徐々に回復傾向を見せています。直近ではコロナ・ショック前の株価回復までもう少しのところまで来ています。したがって、移動平均線は緩やかな上昇トレンドを描いて安定しています。現時点ですぐに暴落の兆しは見られないので比較的に安心して買うことができる銘柄ではないでしょうか。ちなみに配当利回りも2.57%とまあまあ高めです。

第5位:日本BS放送

銘柄名 日本BS放送 コード 9414
株価 1,099円 優待発生株数 100株
優待内容
権利月
1,000円分のビックカメラ商品券
8月、2月

 ビックカメラ傘下の無料BS放送局でアニメや韓国ドラマに力を入れています。優待品は親会社のビックカメラで使える1,000円分の商品券です。ビックカメラ(3048)も8月優待で買い物券がもらえるので、これと合わせてビックカメラ優待券を集めて大きな買い物に使うことができます。私は前回、日本BS放送とビックカメラ本体の優待券を合わせて任天堂スイッチのゲームソフトを買いました。

 気になる株価動向は、この銘柄もコロナ・ショックで暴落しました。その後、上昇トレンドに転じ、6月までは順調に回復していたのですが、いったん調整に入り、現在は1,100円前後をうろうろしている感じです。