3277 サンセイランディック 東証1部

PER(株価収益率)6.32倍、PBR(株価純資産倍率)0.68倍、配当利回り3.2%

 2020年5月15日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲9.4%の16.86億円、経常利益▲11.3%の15.59億円で減収・減益の見通しです。

 2016年2月12日の637円、9月20日の636円とほぼダブル底の形となって上昇トレンド(A)へ移行。この中で2018年1月26日に1,506円の高値をつけました。ここをピークにして(1)1月26日の1,506円、(2)2月21日の1,470円、(3)5月8日の1,358円と順下げの三尊天井となって、7月5日の1,034円まで下げました。ここから8月30日の1,371円まで反発後、急落となって2019年5月16日の682円で当面の底打ちとなり、10月31日の972円まで上昇しました。この水準でもみ合った後、2020年になって新型コロナウイルス問題で急落。3月13日の560円で底打ちし、もみ合って4月6日の578円を二番底にして6月9日の907円まで上昇し、下値模索となっています。 

5122 オカモト 東証1部

PER(株価収益率)12.93倍、PBR(株価純資産倍率)1.25倍、配当利回り2.46%

 2020年5月12日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲15.4%の73.45億円、経常利益▲14.5%の85.51億円で減収・減益の見通しです。

 2017年6月21日の6,945円(併合前1,389円)の高値からの短期の下降トレンド(A)の中で、2018年4月13日の5,190円(併合前1,038円)を安値にして、7月27日の6,615円(併合前1,323円)まで反発。ここから10月30日の4,690円まで下げて三角保ち合い(B)入りとなりました。この中の煮詰まったところで2019年4月25日の5,880円から下放れとなり、6月3日の4,585円まで下げました。その後7月25日の5,180円まで反発し、下降トレンド(C)へ移行しました。

 この下降トレンド(C)の中で、2020年始めから新型コロナウイルス問題で一段安となり、3月17日の2,975円で底打ちとなりました。この底打ちからの反発で4月17日の4,550円まで上昇し、ここを当面のピークにして5月26日の3,655円まで下げました。ここから小さな三角保ち合い(D)となって煮詰まったところで、いったん7月10日に3,805円まで下げた後、7月13日に3,990円で上放れとなっています。

2354 YE DIGITAL 東証2部

PER(株価収益率)20.28倍、PBR(株価純資産倍率)3.2倍、配当利回り1.1%

 2020年6月26日発表の2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+19.7%の7.00億円、経常利益+19.7%の7.00億円で増収・増益の見通しです。

 2016年10月20日の1,331円をピークにして下降トレンド(A)を形成。この中で2018年12月25日の259円で底打ちした後に反発し、2020年1月24日の738円まで上昇。

 しかし、新型コロナウイルス問題に巻き込まれて急落し、3月13日の303円で当面の底打ち。その後もみ合って4月3日の329円を二点底にして6月1日の665円まで反発して、600円を挟んだもみ合いの後、6月22日に678円の高値をつけて二点天井の形となって押し目を形成し、7月2日の506円から反発中です。大きなレンジ(1)325~650円の中で小さなレンジ(2)509~650円を作って(2)の中での上下動の動きとなっています。

 

3176 三洋貿易 東証1部

PER(株価収益率)8.53倍、PBR(株価純資産倍率)0.93倍、配当利回り3.81%

 2020年5月12日発表の2020年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲19.9%の47.00億円、経常利益▲21.0%の48.00億円で減収・減益の見通しです。

 2017年11月2日の1,505円(分割前3,010円)をピークにして下降トレンド(A)に転換。この中で2018年10月29日の845円(分割前1,690円)で一番底となり、12月25日の825円(分割前1,650円)を二番底にして上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2020年1月24日に1,446円(分割前2,893円)の戻り高値をつけたところで、新型コロナウイルス問題から急落。3月19日の698円まで下落しました。ここから自律反発して3月27日に900円まで上昇し、ここから4月6日の721円まで押し目を入れた後、大きな上昇となり6月9日には1,117円まで戻しました。

2127 日本M&Aセンター 東証1部

PER(株価収益率)74.46倍、PBR(株価純資産倍率)21.8倍、配当利回り0.54%

 2020年5月15日発表の2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+13.7%の142.47億円、経常利益+15.4%の144.67億円で10期連続の増収・増益となっています。

 現状のチャートは、2016年12月7日の1,414円を安値とする、緩やかな上昇トレンド(A)の中。この中で2018年3月13日の3,925円、2020年1月20日の4,110円と二点天井をつけた後、新型コロナウイルス問題にツレ安して3月23日の2,365円まで下落。2,500~3,000円の中でもみ合って、4月3日の2,478円を二点底にして急騰しました。この急騰が6月11日の5,050円、6月22日の5,030円、7月7日の5,100円と三尊天井となって、7月16日に4,870円で短期の売り転換に。世界的金融緩和、政府の財政政策で下値は限定的ですが、損切りポイントを押さえれば、空売りもいいと思われます。