高配当利回り銘柄TOP15

コード 銘柄名 市場 株価 配当
利回り
会社予想
配当利回り
時価総額
7148 FPG 東1 592 10.30 5.07 527
2914 日本たばこ産業 東1 2,001.5 7.70 7.69 40,030
3176 三洋貿易 東1 1,005 7.46 3.73 291
7751 キヤノン 東1 2,134.5 7.17 - 28,469
1821 三井住友建設 東1 468 6.84 3.85 761
8219 青山商事 東1 732 6.83 - 368
8304 あおぞら銀行 東1 1,876 6.78 6.50 2,219
4902 コニカミノルタ 東1 372 6.72 - 1,869
3284 フージャースHLDG 東1 530 6.60 - 305
6464 ツバキ・ナカシマ 東1 841 6.60 - 345
6178 日本郵政 東1 766.7 6.52 - 34,501
7245 大同メタル工業 東1 546 6.41 - 259
1852 浅沼組 東1 4,135 6.37 - 334
9434 ソフトバンク 東1 1,375 6.32 6.25 65,823
8185 チヨダ 東1 1,183 6.26 - 492
※データは2020年6月30日時点。
※配当利回りは予想、単位は%。時価総額の単位は億円。

  上表は、楽天証券の「スーパースクリーナー」を使用して算出した6月30日時点での高配当利回りランキングとなっています。配当利回りはアナリストコンセンサスの配当予想を基にしたものです。

 依然として、2021年3月期見通しに関しては、業績予想とともに配当予想も未定としている銘柄が多くなっています。

 配当利回りの水準を探るうえでは、アナリストコンセンサスが有用といえるでしょう。また、明らかに実態とはかけ離れたコンセンサス予想もあるため、注意が必要です。

 今回もスクリーニング結果をそのまま掲載しており、会社計画を発表している銘柄は、その水準をベースにした利回りも併せて示しています。

 FPG(7148)三洋貿易(3176)三井住友建設(1821)などは、会社計画ベースでの利回りが妥当と考えられます。その他、青山商事(8219)チヨダ(8185)などの小売株も、コンセンサス水準の利回りを期待するのは難しいとみられます。

 表中では、日本たばこ(2914)あおぞら銀行(8304)日本郵政(6178)ソフトバンク(9434)などが、相対的に利回り水準の正当性は高いと判断されます。

アナリスト評価◎の割安高配当株TOP15

コード 銘柄名 市場 株価 配当
利回り
時価総額 コンセンサス
レーティング
株価移動平均線
からの
乖離率
9434 ソフトバンク 東1 1,375 6.32 65,823 3.9 -1.21
8316 三井住友FG 東1 3,032 6.25 41,634 3.8 3.44
8306 三菱UFJ FG 東1 421.6 6.09 57,261 3.8 -1.11
5020 ENEOS HLDG 東1 382 5.93 12,339 4.2 -1.76
8058 三菱商事 東1 2,270 5.87 33,725 3.7 -2.41
8591 オリックス 東1 1,328.5 5.84 17,455 3.5 0.28
8308 りそなHLDG 東1 367.8 5.77 8,548 3.6 4.40
5019 出光興産 東1 2,287 5.75 6,812 3.7 -4.65
7181 かんぽ生命保険 東1 1,413 5.67 7,949 3.7 4.09
1861 熊谷組 東1 2,580 5.58 1,207 4.0 3.94
8593 三菱UFJリース 東1 510 5.41 4,568 3.8 -0.42
8725 MS&ADインシュアランスHD 東1 2,961 5.27 17,567 3.7 -2.50
5857 アサヒHLDG 東1 2,854 5.26 1,137 5.0 8.98
8354 ふくおかFG 東1 1,701 5.12 3,251 3.6 5.61
8309 三井住友トラストHLDG 東1 3,025 5.02 11,352 3.8 -1.30
※データは2020年6月30日時点。
※配当利回りは予想、単位は%。時価総額の単位は億円。移動平均線乖離率の単位は%、基準は13週移動平均線。

 ※コンセンサスレーティング…アナリストによる5段階投資判断(5:強気、4:やや強気、3:中立、2:やや弱気、1:弱気)の平均スコア。数字が大きいほどアナリストの評価が高い。

※移動平均線乖離率…株価が移動平均線(一定期間の終値の平均値を結んだグラフ)からどれだけ離れているかを表した指標。この数値がマイナスならば、移動平均線よりも現在の株価が安いということになる。

 上表は、長期投資に適した銘柄の高配当利回りランキングと位置付けられます。

 高配当利回り銘柄において、一定の規模(時価総額1,000億円以上)、ファンダメンタルズ(コンセンサスレーティング3.5以上)、テクニカル(13週移動平均線からの乖離率30%以下)などを楽天証券の「スーパースクリーナー」を使ってスクリーニングしたものとなっています。

 ランキング内では、オリックス(8591)出光興産(5019)三菱UFJリース(8593)などが、配当予想を公表していませんが、おおよそ配当利回りのコンセンサス水準は妥当であると考えられます。

 先週に続いて金融関連株が上位を占めており、総じて減配リスクなども小さいと考えられます。先週と比較すると、多くのランキング上位銘柄が、13週移動平均線乖離率を縮小させており、これら好利回り銘柄にとっては押し目買いの好機とも捉えられます。

 とりわけ、原油市況の動向次第ですが、ENEOS(5020)出光興産(5019)など石油関連株には妙味が高まっているといえます。ちなみに、今週新たにランクインしたのはりそなHD(8308)となっています。