2914 日本たばこ産業 東証1部

PER(株価収益率)12.24倍、PBR(株価純資産倍率)1.54倍、配当利回り7.32%

 2020年4月30日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲6.2%の4,710.00億円、経常利益のデータはありません。

 2016年2月1日の4,850円を高値にもみ合って、4月15日の4,787円を二点天井にして下降トレンド(A)を形成。この中で2017年5月24日の4,243円の高値からもみ合った後、大幅下落となって、2018年3月23日の2,785円の安値をつけ、小幅の上昇トレンド(B)となりました。この中で8月2日の3,196円の戻り高値をつけて、下降トレンド(A)に並行な下方の下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で、新型コロナウイルス感染問題による世界株式暴落にツレ安し、2020年3月23日の1,862円まで下落。小さな三角保ち合い(D)となって5月11日に2,033円で買い転換し、上放れとなりました。

3457 ハウスドゥ 東証1部

PER(株価収益率)9.2倍、PBR(株価純資産倍率)1.82倍、配当利回り3.3%

 2020年5月12日発表の2020年6月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.6%の35.21億円、経常利益+9.9%の33.00億円の増収、増益の見通しです。

 2018年5月18日の3,175円(分割前6,350円)の高値からの下降トレンド(A)の中で、12月25日の882円で当面の底打ちとなって、緩やかな上昇トレンド(B)へ移行し、下降トレンド(A)を上に抜けました。この上昇トレンド(B)の中で2019年10月7日の1,979円まで上昇後、短期の下降トレンド(C)へ転換。この中で2020年になって新型コロナウイルス感染問題を受けて急落し、3月19日の550円まで下落しました。この550円を安値に上昇トレンド(D)を形成してきています。

4326 インテージホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)22.5倍、PBR(株価純資産倍率)1.2倍、配当利回り3.66%

 2020年6月16日発表の2020年6月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲31.6%の36.50億円、経常利益▲35.5%の34.00億円と減収、減益の見通しです。決算は変則決算です。

 2016年2月12日の632円(分割前1,264円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年11月2日に1,500円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2018年12月26日の785円まで下げて、いったん2019年5月27日の1,068円まで戻した後、8月13日の786円まで下げてダブル底の形を作りました。その後、12月10日の989円まで戻した後、新型コロナウイルス感染問題で急落し、2020年3月17日の670円まで下げて当面の底打ちとなりました。ここから3月30日の831円まで反発後、三角保ち合い(C)となって下放れし、6月9日に896円まで上昇して、現在、押し目形成中となっています。

9972 アルテック 東証1部

PER(株価収益率)7.68倍、PBR(株価純資産倍率)0.38倍、配当利回り1.28%

 2020年3月31日発表の2020年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+14.8%の7.00億円、経常利益+2.2%の6.00億円と5期連続の増収、増益の見通しです。

 2015年4月16日の386円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2016年6月24日の119円で底打ちとなって、上昇トレンド(B)へ転換。この中で11月8日の304円まで上昇後、反落し12月26日の193円、2017年4月7日の192円とダブル底となって急上昇となり、2018年1月12日に470円の高値をつけました。ここをピークにして下降トレンド(C)へ転換しました。この中で2018年12月25日の188円、2019年8月26日の194円と二点底をつけ、2020年2月12日に317円まで反発後、新型コロナウイルス感染問題から急落し、3月23日に144円で底打ちとなりました。ここを安値に反発し、6月8日に268円まで上昇後、押し目となっています。

5302 日本カーボン 東証1部

PER(株価収益率)14.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り5.5%

 2020年5月11日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲69.0%の46.00億円、経常利益▲72.9%の41.00億円の減収、減益の見通しです。

 2018年10月2日の8,170円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年1月4日の3,670円まで下落。その後、反発し、2月27日の5,760円、4月18日の5,520円と二点天井をつけました。その後、再び下落し、8月26日に3,445円と安値更新となりました。ここから短期の上昇トレンド(B)となって、下降トレンド(A)を上に抜け、12月16日に4,455円の戻り高値をつけてもみ合い、2020年になって新型コロナウイルス感染問題で急角度の短期の下降トレンド(C)へ転換し、3月13日の2,536円と安値を更新して底打ちとなりました。ここから反発に転じ、5月15日の3,030円の安値から戻りを試しています。