しんた:高校2年生。中学からお年玉のお金で運用をしているインテリ高校生。クイズ研究部の部長

 

ひな:しんたの同級生。クイズ研究部の部員

 

 

楽チン! ロボットアドバイザー

ひな:しんた君、こないだ言ってた分散投資のファンドってやつ、調べてみたよ。でもさ、ちょっとヒドいよ!検索したら、いっぱいあるじゃん!「分散」だけじゃなくて、「均等分散」とか、「バランス」とか…! 面倒くさい! もっと「ラク」に投資ができると思ったのに!

しんた:「ラク」!ラクしたいなまけ者のひなちゃんにおススメ!

ひな:なまけ者ってひっかかるけど。。。なにそれ?

しんた:それは「ロボットアドバイザー」。ロボットアドバイザーは、あなたに合ったファンドが、大量にある分散投資ファンドのうちどれなのか、教えてくれる機能。これであなたも、迷うことなく、今日から投資を開始!

ひな:??? しんた君、大丈夫?

しんた:笑。いや、僕も、どのファンドを買ったらいいか、なんてわからないよ。学校に部活に忙しいし。だからね、実は僕も「ロボットアドバイザー機能」を使っているんだ。

ひな:なあんだ。そうだったの。ところで、ロボって何?

しんた:じゃあ、クイズ! ロボットアドバイザーは、何をしてくれると思う?

A:ロボットが勝手に買ったり売ったり、投資をやる
B:自分に合ったファンドを自動的に選んでくれる
C:ロボットが日々アドバイスをくれる

ひな:A!ロボットだし、間違えなさそう!

しんた:ブー。はずれ。ロボットはそこまでしませーん。答えは「B.自分に合ったファンドを自動的に選んでくれる」。これをロボットアドバイザーと呼んでいるんだ。いくつかの簡単な質問で、その人の特徴をつかみ、その会社にある分散ファンドのどれが合っているか、教えてくれるんだよ。

ひな:すごいラクになる! 自動的にアドバイスしてくれるなんてうれしい!

しんた:リスク(増える・減る可能性)の許容度を見て、ひなちゃんに合う商品を選んで教えてくれるんだ。

ひな:執事みたいじゃん!すてき!

しんた:ロボットアドバイザーって、いろんな会社がやっているんだけど、全部のファンドから選んでくれるわけじゃなくて、限られた中から選んでくれるの。だから、もっといいファンドがあるかもしれない。

ロボットアドバイザーのウラ技

しんた:ロボットアドバイザーを使うとき、ちょっとの工夫でいいファンドが見つかりやすくなるよ。

 例えば、ひなちゃんは、毎月1,000円ずつ投資をしようとする。それができる会社が、3社ある。ひなちゃんだったら、どうする?

ひな:なんとなくよさそうなやつ、ホームページがきれいな会社とか。

しんた:そこで、ちょっと工夫。3社全部やるんだ。

ひな:え、めんどくさい。。。

しんた:質問に答えるだけだから! そうすると、それぞれのロボットアドバイザーが対象としているファンドから、3つのファンドが選ばれてくる。

ひな:あ!そっか! 対象となるファンドがすごくたくさんになるんだ!

しんた:そう。だから、3つのファンドから、ひなちゃんが自分に合ったファンドを選べば、よりたくさんの中から選んだファンドになるわけ。

ひな:自分に合うファンドが見つけやすい! ほんと、ちょっとした工夫で違うね!すごい!しんた君がかっこよく見えてきた!

しんた:ちょっと待って。いつもかっこよくないの?・・・