6853 共和電業 東証1部

PER(株価収益率)10.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り2.94%

 2020年5月8日発表の2020年12月期本決算予想は、営業利益(前期比)+8.5%の15.00億円、経常利益(同)+6.2%の15.50億円の増収・増益の見通しです。

 2012年6月6日の224円を底値とする上昇トレンド(A)の中で、2014年6月10日に630円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2016年7月8日の306円で当面の底打ちとなって、2017年5月9日の487円を戻り高値にして、2018年12月26日の328円まで下落。2020年2月13日に460円まで上昇し、しっかりとしていましたが、その後は新型コロナウイルス大暴落相場に巻き込まれ、3月17日には303円まで下落しました。

 ここからは2016年7月8日の306円に対するダブル底に近い二点底となって、2020年3月31日の410円まで反発。その後5月15日の360円まで押し目を入れ、5月29日に408円で買い転換となっています。

5269 日本コンクリート工業 東証1部

PER(株価収益率)14.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.43倍、配当利回り1.83%

 2020年5月20日発表の2021年3月期本決算予想は、営業利益(前期比)+1,727.9%の14.00億円、経常利益(前期比)+444.2%の16.00億円と大幅な増収・増益の見通しです。

 2015年5月26日の551円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の221円まで下落し、ここから上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2018年1月29日の515円で戻り高値となって、再び下降トレンド(C)へ転換。12月25日の219円、2019年8月28日の227円を二点底にして11月11日の338円まで反発。ここをピークにもみ合った後、新型コロナウイルス問題に連動し、短期の下降トレンド(D)となりました。

 この下降トレンド(D)の中で2020年3月13日に185円の安値をつけて反発し4月22日に227円まで押し目を入れた後、再上昇となって5月27日に281円で買い転換となっています。

2112 塩水港精糖 東証1部

PER(株価収益率)9.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.66倍、配当利回り2.3%

 2020年5月11日発表の2021年3月期本決算予想は、営業利益(前期比)▲20.6%の8.50億円、経常利益(同)▲22.7%の8.90億円の減収・減益の見通しです。

 2011年11月24日の168円、2012年10月11日の180円を二点底にして、2013年5月8日の468円まで上昇しました。ここをピークに下落トレンド(A)に転換し、この中で2014年5月21日の230円まで下落。ここからの反発で9月29日に339円の戻り高値をつけた後、緩やかな下降トレンド(B)入りとなりました。

 この下降トレンド(B)の中で、2016年6月24日の202円を安値に、2018年2月26日の288円まで上昇後、短期の下降トレンド(C)へ移行。2020年3月17日に新型コロナウイルス問題で166円の安値をつけました。その後、反発してもみ合い、6月2日に218円で買い転換となっています。相場が小型株に回ってきた時に見直される可能性があります。

4634 東洋インキSCホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)12.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.61倍、配当利回り4.17%

 2020年5月15日発表の2020年12月期本決算予想は、営業利益(前期比)+13.9%の150.00億円、経常利益(同)+11.9%の155.00億円の増収・増益の見通しです。

 2016年2月12日の2,005円(併合前401円)と7月8日の2,065円(併合前413円)を二点底とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月9日の3,480円(併合前696円)、5月11日の3,530円(併合前706円)と二点天井をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2019年8月13日の1,994円で当面の底打ちとなって反発。下降トレンド(B)を上に抜けて11月8日の2,808円まで上昇するものの、この水準でもみ合った後、2020年になって新型コロナウイルス相場の急落にツレ安し、再び下降トレンド(B)を下に切って3月17日に1,580円の安値をつけました。

 ここからいったん反発して3月30日の2,230円まで上昇するものの、三角保ち合いのようなもみ合いとなって、5月18日の1,911円を安値に上放れの形となり、6月3日に2,156円で買い転換となっています。

3086 J.フロント リテイリング 東証1部

PER(株価収益率)49.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.63倍、配当利回り3.8%

 2020年4月10日発表の2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益(前期比)▲70.2%の120.00億円、経常利益(同)▲76.6%の87.00億円と大幅な減収・減益の見通しです。

 2016年7月8日の1,010円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、12月19日の1,785円、2017年3月13日の1,790円、6月29日の1,798円と三尊天井をつけた後、9月15日の1,426円まで押し目を入れ、急上昇となって12月27日に2,190円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(B)へ転換。2019年6月3日の1,116円を安値に反発となって下降トレンド(B)を上に抜け、2020年1月6日に1,612円の戻り高値をつけました。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大で世界的株価暴落にツレ安して、4月6日には686円まで下落。ここを当面の底値にして三角保ち合い(C)となり、煮詰まったところでいったん上放れし、5月28日にザラ場で1,009円まで上昇。押し目を形成して再び6月3日に946円で買い転換が出ています。