7972 イトーキ 東証1部

PER(株価収益率)21.01倍、PBR(株価純資産倍率)0.37倍、配当利回り3.52%

 2020年2月14日発表の2020年12月本決算予想は、営業利益+176.9%の25.00億円、経常利益+154.0%の24.00億円の上方修正となっています。

 2016年7月8日の520円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、2017年7月25日に997円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2019年6月3日の391円、9月6日の400円で二点底となって反発。

 いったん下降トレンド(B)を上に抜けて、12月17日の617円まで上昇するものの、今年になってコロナ問題で急落。3月13日に250円の安値をつけてもみ合い、4月6日に266円で二点底の形となって反発し、5月11日に345円まで上昇してもみ合いとなっていましたが、5月25日に371円まで上昇しました。3月30日の349円を終値で上回れば上放れの形となります。

9837 モリト 東証1部

PER(株価収益率)12.6倍、PBR(株価純資産倍率)0.57倍、配当利回り3.9%

 2020年1月14日発表の2019年11月本決算は、営業利益+0.5%の17.34億円、経常利益▲0.6%の17.79億円の増収・減益となっています。4月13日発表の来期予想は、ともに上方修正となっています。

 2014年6月26日の470円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年5月8日に1,134円の高値をつけ、ここをピークにもみ合って2016年6月24日の741円まで下落しました。

 ここから短期の上昇トレンド(B)となって2017年11月9日の1,109円まで上昇し、ここを二番天井にして下降トレンド(C)を形成しています。この中で2019年11月25日の828円を高値に、もみ合っているところでコロナ問題が起こり、世界的暴落にツレ安となり、2020年3月13日に576円の安値をつけました。ここからの反発で3月30日の744円まで上昇後、4月3日の604円まで下げて三角保ち合い(D)となり、5月12日に682円で買い転換となっています。

6306 日工 東証1部

PER(株価収益率)13.9倍、PBR(株価純資産倍率)0.85倍、配当利回り4.5%

 2020年5月14日発表の2020年3月期本決算は、営業利益+43.9%の20.53億円、経常利益+35.9%の21.42億円の増収・増益となっています。同日発表の来期予想はともに上方予想となっています。

 現状は、2016年6月27日の277円を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で2019年3月11日の423円を安値に急上昇となり、12月12日に919円まで上昇しました。

 ここをピークにコロナ感染拡大で世界的な暴落となり、今年3月13日の495円まで売られました。ここから3月27日の670円まで反発し、すぐに4月2日の538円まで反落するものの再反発。5月11日には586円で買い転換となり、5月26日には675円と戻り高値を更新しています。

1861 熊谷組 東証1部

PER(株価収益率)6.9倍、PBR(株価純資産倍率)0.82倍、配当利回り4.58%

 2020年5月13日発表の2021年3月期本決算予想は、営業利益+0.2%の255.00億円、経常利益+0.3%の258.00億円の増収・増益の見通し。

 2016年2月29日の2,220円を安値に、11月9日の2,510円を二点底にして反発し、2018年5月17日の3,995円、7月27日の3,995円とダブル天井となって、三角保ち合い(A)を形成しました。この三角保ち合いの中で煮詰まりつつある中で、今年1月21日に3,410円の高値をつけて、コロナ問題から急落となり三角保ち合いを下放れし、3月23日に2,122円まで下落しました。ここから3月27日の2,630円まで反発し、再下落となって4月22日の2,156円まで下げて二点底をつけ、5月27日の2,620円で買い転換となっています。

7971 東リ 東証1部

PER(株価収益率)12.3倍、PBR(株価純資産倍率)0.46倍、配当利回り2.93%

 2020年5月19日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲20.2%の19.00億円、経常利益▲22.3%の2,005億円の減収・減益の見通し。

 2010年10月21日の121円を底値に中長期の上昇トレンド(A)を形成していましたが、この中で2016年6月24日の271円の安値から上昇速度が速くなり、2018年1月5日の471円の高値をつけました。

 ここをピークにして8月21日の318円まで下落後、9月26日の380円まで反発し、短期の下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で12月25日の231円、2019年6月21日の237円と二点底をつけて、下降トレンド(B)を上に抜け、12月16日に338円まで戻しました。しかしその後、コロナ問題に巻き込まれて急落し、今年3月13日には211円まで下落しました。ここから3月27日の291円まで反発するものの再下落となって、5月15日の244円まで下げ、ここでもみ合って5月28日に273円で短期の買い転換となっています。