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新型コロナの感染拡大以降、各国・地域は感染抑制のため大規模な行動制限を行い経済活動を落としてきましたが、ここにきて『経済活動再開』に動き始めています。新規感染者の減少や拡大ペースの鈍化がみられる一方、各国経済が甚大な被害を受けていることが背景にあります。ただし、経済活動を再開すると人の往来が活発になり、感染が再拡大するリスクが高まることから、各国の動きは暗中模索の状況にあります。
感染抑制と景気浮揚のバランスをとりつつ、『経済活動再開』へ進む
世界各国は外出制限の緩和や営業活動の許可など、『経済活動再開』へ動き始めています。製造業、建設業や小売業などの制限緩和は進みますが、飲食業やサービス業などの活動再開はもう少し先になりそうです。
各国は概ね、(1)感染拡大の鈍化、(2)大規模な検査能力、(3)十分な医療体制を条件としていますが、十分とは言えない中での『経済活動再開』の動きもみられることや、先行した中国・韓国・ドイツなどで感染再拡大の兆候が確認されるなど、第2波・第3波の抑制が課題となります。今後は、制限緩和と制限強化を繰り返しながら感染抑制と景気浮揚のバランスをとるという難しいかじ取りが続きそうです。
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