9791 ビケンテクノ 東証2部

PER(株価収益率)4.6倍、PBR(株価純資産倍率)0.4倍、配当利回り2.6%

 2月7日発表(上方修正)の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+20.1%の24億円、経常利益+13.1%の24億円の増収・増益の見通しです。

 2016年2月12日の615円、6月24日の602円を二点底にして、上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年12月3日の1,080円まで上昇後、大きな上下動を繰り返した後、2019年6月7日の790円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2020年2月4日に1,340円の高値をつけた後、新型コロナウイルス問題でツレ安し、3月19日の596円まで下げた後、反発となっています。

7727 オーバル 東証1部

PER(株価収益率)27.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り3.1%

 2月7日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲4.5%の4.00億円、経常利益▲15.5%の4.20億円の減収・減益の見通しです。同社の業容は、精密機械:センサー、システム、サービスです。

 2014年7月8日に445円の高値をつけ、ここをピークに10月17日の286円まで押し目を入れた後、2015年1月19日の379円まで反発。ここから下降トレンド(A)へ転換しました。

 この下降トレンド(A)の中で、2016年2月15日の197円で当面の底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンドの中で2017年10月19日に406円まで上昇し、いったん大きく下げた後、2018年5月28日の361円を戻り高値にして下降トレンド(C)へ転換。12月25日の199円まで下げて、2019年5月7日の278円まで戻した後、もみ合って、2020年3月10日の184円と安値を更新。その後、反発し、4月24日に226円で買い転換となっています。

4465 ニイタカ 東証1部

PER(株価収益率)17.7倍、PBR(株価純資産倍率)1.6倍、配当利回り1.0%

 3月27日発表の2020年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+3.4%の12.00億円、経常利益+2.0%の12.30億円の4期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、化学:自社製造品、仕入商品です。新型コロナウイルス問題で殺菌、消毒用アルコールの販売が大幅に増加(コロナ特需)しています。

 2013年6月7日の880円の安値から、2015年4月27日の2,100円まで上昇後、調整入りとなって、2016年2月12日の1,151円まで下落。ここから反発となって、2017年3月31日の1,975円の戻り高値をつけて、三角保ち合い(A)を形成しました。

 この三角保ち合い(A)の中で2019年8月26日の1,400円を安値に急角度の上昇となり、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2020年1月31日の3,180円、2月18日の3,130円と二点天井をつけて急反落し、3月13日の1,596円まで下落しました。

 ここから急反発となって3月30日の3,260円まで上昇後、4月21日の2,345円まで下げてもみ合いに入っています。

6188 富士ソフトサービスビューロ 東証2部

PER(株価収益率)13.4倍、PBR(株価純資産倍率)2.1倍、配当利回り1.7%

 2月12日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲14.3%の6億円、経常利益▲19.6%の5億円の減収・減益の見通しです。同社の業容は、サービス:コールセンターサービスなどです。4月20日に中小企業管理機構から「新型コロナウイルス感染症特別利子補給事業に関するコールセンター業務を受注しています。

 2018年1月22日の1,289円を高値に、ここをピークに急落となって2018年2月7日の300円まで下落しました。ここを一番底にして7月5日の320円を二番底に短期の上昇トレンド(A)を形成。11月8日の653円まで上昇後、2019年6月4日の278円まで下げて、緩やかな下降トレンド(B)へ移行しました。

 この下降トレンド(B)の中で、10月28日の594円の戻り高値をつけて、2020年3月13日の215円まで下げて、4月21日の406円まで反発した後、押し目形成となっています。

4517 ビオフェルミン製薬 東証1部

PER(株価収益率)13.8倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り2.6%

 1月29日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲12.1%の28億円、経常利益▲12.9%の28.50億円の減収・減益の見通しです。1月29日時点で、2019年10月29日時点比から上方修正しています。

 2016年2月3日の4,200円を高値に、ここをピークとする下降トレンド(A)を形成。この中で2016年11月9日の2,550円まで下げて反発。2017年3月2日の3,190円、11月1日の3,170円とダブル天井となり、2018年8月28日の2,700円まで下落しました。ここからの反発で下降トレンド(A)を上に抜けて、9月25日の3,050円まで戻すものの、再下落。再び下降トレンド(A)の中に戻って、2019年8月28日に2,048円の安値をつけ、2020年1月30日に2,480円まで上昇後、3月13日の2,045円まで下げて、2,050~2,500円のボックス相場となっています。下限への接近を待って買い、2,500円接近で利食いという形で、終値で2,500円を上回れば一段高が期待できます。