株価は業績の変化で敏感に動きます。株価上昇につながらない業績発表はどれ?

  • 中間期決算発表でその期の通期業績を上方修正した
  • 第3四半期における業績進捗率が50%以下で着地した
  • 今期の株主配当増額を表明していたが業績好調でさらにその額を増やした

ヒント

実際の業績が予想を超えると株価は上昇しやすくなります。

解答

2:第3四半期における業績進捗率が50%以下で着地した

株価を動かす一番の原動力は業績。企業は各決算期のはじめに、その期の業績予想や配当金額を発表します。これを「期初予想」「予想年間配当金」といい、その後、四半期決算の実績が期初予想を上回ったり、配当金額が増額されたりすると株価は上昇しやすくなります。企業が予想した通期業績の何パーセントを各四半期に達成したかは「業績進捗率」と呼ばれ、その進捗率が低いと通期の業績達成が危ぶまれ、株価下落要因になります。第3四半期時点で業績進捗率が50%以下だと通期業績予想の未達が懸念され、株価下落要因になります。

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