本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは108.77

下値メドは106.43

今朝の天気マークは「雨」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

地元の週末は今週も
混んでいました

 先週17日(金曜日)のマーケットのドル/円は107.50円をはさんで上下。東京時間に新型コロナウイルス治療薬の臨床実験成功のニュースで108.08円まで上昇したものの買いは長続きせず、すぐに107円台に押し戻されて、NY時間には107.30円まで下落しました。終値は107.55円。先週のドル/円のレンジは106.93円から108.52円。108円台の重さと106円台の固さを確認した1週間でした。

 ドル/円は進む方向が決まらない状況ですが、原油先物市場では強い動きが出ています。先週の動きをチャートで振り返ります。「今日の注目チャート」をご覧ください。

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17日のドル/円のNY市場終値は107.55円

 16日の終値に比べ0.31円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。

今日の格言:

最も重要なことは「勝つ」こと。すべてが勝利に帰結する - アイルトン・セナ(F1レーサー)​

今日は何の日(4月20日):

豊臣秀吉が京都醍醐寺で最後の花見を行う(1598年)
フランス革命戦争開戦する(1792年)
カラカス市参事会がスペインからの独立を宣言(1810年)
日本の郵便制度創設(郵政記念日)(1871年)
国際連盟解散(1946年)
第1回参議院議員通常選挙(1947年)
朝日新聞珊瑚記事捏造事件(1989年)
コロンバイン高校銃乱射事件(1999年)
メキシコ湾原油流出事故(2010年)

各国・各通貨トピックス

新型コロナウイルス:
    イギリスの新型コロナウイルス死者 公式データよりも15%多い可能性
    米食品医薬品局が医薬品不足を警告。抗生物質の97%を中国から輸入
    現在自宅待機中の人の多くは仕事に戻ることはない

ドル:
    トランプ米大統領「感染少ない地域から3段階で経済再開」
    世界経済、2020年はマイナス3%成長。2021年は5.8%成長に回復 – IMF(国際通貨基金)
    ウィリアムズ・NY連銀総裁「FRB(米連邦準備制度理事会)は単独で行動することはできない」

円:
    安倍政権の支持率低迷。非常時に政権の支持率が伸びないのは「極めて異例」

ユーロ:
    コロナウイルス対策と経済縮小でイタリアの財政赤字が急速に悪化。

ポンド:
    英財政赤字が第2次大戦以来最悪に

南アランド: 
    南アの政府債務、2020年にはGDP(国内総生産)の70%を超える見込み

その他:
    週末、茨城のパチンコ店に開店前から客並ぶ
    都内に4,000人のネットカフェ難民か

主要指標終値 ・ 新型コロナ 世界感染者数トップ10

出所:楽天証券が作成

本日の注目チャート

ドル/円 1時間足 

ドル/円 インプライド ボラティリティ(2019年5月~ 2020年4月)

 ドル/円の1カ月ボラティリティは、3月に21%まで上昇したが、その後はスポットの動きがレンジで推移するとともに8%まで低下。

ドル/円 リスク・リバーサル(2019年5月~ 2020年4月)

ダウ平均と日経平均の推移(2019年5月~ 2020年4月)

 先週のNY株式市場では主要3指数がそろって2週続伸。
週間ではダウ平均が+2.2%、S&P500が+3.0%、ナスダックが+6.1%。また年初来ではダウ平均が▲15.1%、S&P500が▲11.0%、ナスダックが▲3.6%まで回復。

 3月23日につけた安値からは、ダウ平均が+33.1%、S&P500が+31.2%、ナスダックが+30.4%。
2月につけた史上最高値からは、ダウ平均が▲18.0%、S&P500が▲15.3%、ナスダックが▲12.1%。

金先物と原油先物の推移(2019年5月~ 2020年4月)

 

 17日(金曜日)のNY原油先物相場は8%超の大幅下落。WTIは一時17.31ドルまで下がり18年5カ月ぶりの安値。

 一方、先週の金先物価格は1,700ドル台に上昇して7年半ぶりの高値を更新。

トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!

経済指標過去データは楽天証券サイトにてご確認ください。 出所:楽天証券作成

◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。

※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。