投資をはじめたい人が最初につまずくのは…
証券会社に口座は開設した。そして投資において税制面においてメリットがあるNISA口座も開設した。でも、投資を始めることはできず、投資資金だけを入れている状況で最初の一歩が踏み出せないという方もいらっしゃるでしょう。
どうして最初の一歩が踏み出せないのでしょうか。いろいろ理由はあると思います。まず何に投資したらよいかわからない、またはどんな投資手法を使ったらよいかわからないといった知識面での問題、損をすることを極端に恐れてしまうメンタル面での問題があります。今回は、投資の最初の一歩を踏み出せず困っていらっしゃる方向けにそれぞれの改善方法や学び方などを提案していきます。
いつまで経っても投資がはじめられない人の心理
何かをやろうと思ってもつい二の足を踏んでしまうことはあります。それがお金に関することであればなおさらのことでしょう。
投資と考えたときに、そこから派生するイメージとして「バブル崩壊」や「リーマンショック」を想像してしまう方も多いと思います。また、昨今はネットワークの発展により非常に多くの投資商品があり、実際に何に投資したらよいか迷ってしまうケースも多いでしょう。ここでは投資の第一歩を阻むよくある例について考察していきます。
投資についての勉強不足、知識不足による不安
投資を躊躇してしまう例で何に投資したらよいかわからない。だから投資ができないというケースです。よくわからない、理解できないものには投資をしないというのは非常に的を得ていると思います。しかし、それはきちんと勉強をした上で、それでも理解できないという前提が必要だと思います。最初から分からないといってさじを投げていたのではせっかく投資チャンスがあるのにもったいないです。
それでは実際に投資の勉強法にはどのようなものがあるでしょうか。いろいろな勉強法がありますが代表的なものとして書籍での勉強や、セミナーに参加するということが良いでしょう。書籍については儲け方などが書かれたHow to本ではなく、商品知識についてしっかりと書かれた本が良いでしょう。また、セミナーについても、初心者向けの知識提供重視のセミナーを選ぶのが良いでしょう。
資金不足だという思い込み
投資にはまとまった資金が必要だという思い込みもありますし、事実、まとまった資金が必要な投資も数多くあります。しかし、必ずしもまとまった資金でなければ投資ができないということはありません。
積み立て形式の投資手法であれば月々100円から投資できるものも存在します。また、積み立て形式の投資は一括で投資をするのに比べて、時間をかけて分割して買うわけですから、その投資商品の価格変動リスクを分散できます。つまり、時間を味方につけることができるのです。よって、資金不足だからと言って必ずしも不利というわけではありません。
最終的に損することへの懸念
投資をするのですから損失と無縁でいられることはありません。これはどんな投資商品にも言えることです。しかし、それぞれの投資商品を熟知し投資手法を学ぶことで、損失を最小にして利益を最大にすることだって可能なのです。
積み立て形式で投資をすることや分散型の投資信託に投資をすることも、リスクを分散する働きがあります。
積み立て形式の場合は「ドルコスト平均法」といって、ある決まった商品を毎月同じ金額ずつ購入する方法があります。価格が上がった時には少ない口数を、価格が下がった時には多くの口数を買いますので、平均取得価格を抑えながら運用することができます。
分散投資型の投資信託は、数種類の商品に分散投資を行いますので、例えば株が下がっても、金などの他の商品がその損失をカバーしてくれます。現実問題、2020年2月20日くらいからコロナウィルスの影響で世界同時株安が続いていますが、安全資産と呼ばれる金は値上がりを続けています。このように投資知識を習得することでトータルのリスクを抑えることもできるのです。
口座開設から先に進めない人に向けた、こんなサービスも
投資についていろいろと調べてもそれでも不安や分からないことは数多くあります。証券会社でも、口座開設から資産形成をスタートさせるという面から新しいサービスを行っています。
楽天証券では『楽天証券「投資を学ぼう!応援プログラム』というサービスを始めています。投資初心者でお金の資産形成について不安に考えられている方向けに投資商品についての説明からライフプラン、お金全般についての知識を学ぶことができます。お金のことはとても大切ですが日本ではほとんど教えてもらったことがない方もいるかもしれません。この機会に学んでみるのもよいかもしれませんね。
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(blackies1)
※この記事は2020年3月9日にマネラボサイトで公開されたものです。
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