企業活動の現金の流れを記録したのがCF(キャッシュフロー)計算書。正しい説明はどれ?

  • 営業CFは企業が本業で得た現金だが、マイナスでも財務が健全なら全く問題ない
  • 投資CFは企業が投資に使った現金で、マイナスのほうが投資を活発に行っていることを示す
  • 財務CFはその企業の借入金などに関する現金の流れを示し、プラスが大きければ大きいほど健全である

ヒント

営業CFはプラス、投資CFはマイナス、財務CFは適度にマイナスなのが健全な企業といわれます。

解答

2:投資CFは企業が投資に使った現金で、マイナスのほうが投資を活発に行っていることを示す

営業CFがマイナスの企業は本業のビジネスでお金を稼ぐどころか、現金が流失してしまっているので、経営的に見て、いい兆候ではありません。 投資CFは、その企業が無理をしない範囲で設備投資などにお金を回しているなら、マイナスのほうが健全です。 財務CFがプラスなのは、銀行など外部から借金をしているから。巨額のプラスもよくありませんが、大幅なマイナスは銀行などが貸しはがしをしている証拠にもなるので問題です。

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