5388 クニミネ工業 東証1部

PER(株価収益率)8.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り3.6%

 1月31日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.8%の17.89億円、経常利益+4.3%の19.05億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は、ガラス、土石:ベントナイト、アグリ、化成品です。

 2016年2月25日の474円、8月23日の479円を二点底にして、中長期の上昇トレンド(A)の中で、8月23日の479円から短期の上昇トレンド(B)を形成。この中で2018年2月26日の1,180円、6月14日の1,160円とダブル天井をつけて反落。

 その後、12月25日の752円で下げ止まり、2019年6月4日の780円を二点底にして急上昇となり、11月14日の1,410円、12月23日の1,465円、2020年1月23日の1,405円と三尊天井を形成して、下放れとなっています。

2737 トーメンデバイス 東証1部

PER(株価収益率)8.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り3.3%

 1月30日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲4.5%の33.70億円、経常利益+26.9%の33.50億円と3期連続の増益の見通しです。2019年10月30日時点で7月30日時点より上方修正し、営業利益30億円→33.70億円、経常利益26.50億円→33.50億円へ。同社の業容は、卸売業:メモリー、システム、液晶デバイスです。

 2016年10月12日の1,802円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年11月24日の3,675円、2018年1月29日の3,815円と二点天井をつけて、下降トレンド(B)へ転換。12月25日の2,004円で底打ちとなりました。

 ここからの反発で、2019年3月26日の2,529円の戻り高値をつけて再下落。6月3日の2,213円、8月29日の2,201円を二点底にして急角度の上昇トレンド(C)へ移行し、2020年2月12日の4,140円まで上昇。ここをピークに反落し、新型コロナウイルス拡大を嫌気して、大きな下落となっています。

5391 エーアンドエーマテリアル 東証1部

PER(株価収益率)4.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り5.6%

 2月13日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+13.0%の30億円、経常利益+14.3%の30億円の連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、ガラス、土石:建設建材、工業製品、エンジニアリングです。

 2013年9月25日の1,910円(併合前191円)を高値に本格調整入りとなり、急角度の下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の620円(併合前62円)で底打ちとなりました。

 ここからの反発で、下降トレンド(A)を上に抜けて2017年2月13日の1,400円(併合前140円)まで上昇。その後、中段もみ合いとなり、2018年1月9日の1,434円、5月21日の1,360円で三尊天井となって、12月26日の787円まで下落しました。

 ここからの反発で、2019年2月26日に1,169円まで上昇後、8月29日に957円の押し目をつけ、急騰。2020年1月21日に1,700円の高値をつけましたが、その後、急落となっています。

8096 兼松エレクトロニクス 東証1部

PER(株価収益率)13.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.8倍、配当利回り4.2%

 1月31日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+4.2%の105億円、経常利益+3.7%の105億円の増収、増益の見通しです。

 2016年6月24日の1,750円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年6月25日に4,160円の高値。押し目を入れた後、9月27日の4,130円を二番天井にして下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2019年12月25日に2,930円の安値をつけ、短期の上昇トレンド(C)へ移行。この中で12月27日の3,735円、2020年2月6日の3,680円と二点天井をつけた後、新型コロナウイルスで急落。ザラ場では3月13日に2,714円まで下げて自律反発となり、3月18日には3,410円まで上昇しました。

1966 高田工業所 東証2部

PER(株価収益率)3.6倍、PBR(株価純資産倍率)0.4倍、配当利回り1.7%

 2月6日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲14.6%の18.30億円、経常利益▲16.7%の18.00億円の減収、減益の見通しです。

 2016年2月12日の380円、6月24日の378円をダブル底に、中長期上昇トレンド(A)上での動きとなっています。

 この中で2018年1月24日の840円、5月21日の836円と二点天井をつけた後、12月25日の492円まで下落し、2019年6月4日の532円を二番底にして、急角度の上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2020年1月16日の1,457円の高値をピークに急落。3月13日にはザラ場では一時、上昇トレンド(A)を切って531円まで下げました。ここでいったん反発してもおかしくありませんが、現在の相場は読むのが難しく、下値のフシを待ってみるところです。割安株のリバウンド狙いです。