本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.41円
↓下値メドは104.31円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
黒田総裁「リーマンショックほどじゃない」
< 恐怖指数VIXは過去最高
17日(火曜日)のドル/円は買いが優勢。オープン後の105.83円が安値で、値動きの荒いマーケットで、東京時間、欧州時間と107円台まで行っては戻していましたが、最終的にNY時間に107円を抜けて107.86円まで上昇。日本の年度末が近づくなかで高まるドル需要がドル/円をサポート。ドル調達コストはリーマンショック以来の高水準です。
NY株式市場のダウ平均は、ダウ平均は一時2万ドルを割りました。2017年2月以来、約3年1ヵ月ぶりのことで、トランプ大統領の4年間の株上昇分がほぼ消えたことになります。ただ、トランプ政権が、減税や米国民に小切手を送るなどの1兆ドル規模の景気刺激策を打ち出したことで、1,000ドル以上反発して引けました。
株価については、売られすぎサインが出ているので、短期的には反動の買戻しも期待できそうです。しかし、VIX指数がリーマンショック時を抜いて過去最高を更新していることに注意。「底を打った」とか「今が買い場」とは言えない。今後しばらく非常に不安定な相場が続くことを示唆しています。 ドル/円が上昇するなかで、ユーロ/ドルが急落する理由は? 「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
17日のドル/円のNY市場終値は107.62円
16日の終値に比べ1.65円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
国家があなたの為に何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい。- ジョン・F・ケネディ(第35代米大統領)
= Ask not what your country can do for you — ask what you can do for your country.
今日は何の日(3月18日):
ナチス・ドイツ軍がハンガリーを占領(1944年)
電卓発表(1964年)
江崎グリコ社長誘拐。グリコ・森永事件の始まり(1984年)
各国・各通貨トピックス
新型コロナウィルス:
5月までに欧米の航空会社のほとんどが倒産も
イタリア政府、アルタリア航空を管理下に
英バージンアトランティック航空、75%が運休状態
スターアライアンス・グループが政府の支援求める
ロシアのエアロフロート「深刻な財務リスク」
ドル:
NY連銀製造業景気指数、リーマンショック以来の水準に悪化
イエレン前FRB(米連邦準備制度理事会)議長「新型肺炎で米経済はリセッションになる可能性」
円:
IOC(国際オリンピック連盟)が公式声明、東京五輪は「予定通り準備」
欧州、東南アジアからの帰国者、14日の自宅待機
日銀総裁「リーマンショック級でない」
スイスフラン:
SNB(スイス中央銀行)、今週利下げか。政策金利▲1.5%まで下がる可能性も
豪ドル:
RBA(豪準備銀行)、QE(量的緩和)開始へ
その他:
富裕層が現金引き出しに殺到。米銀行で100ドル紙幣が不足する事態
英BBCが受信料制度を廃止か 課金制に移行させる方向で検討
映画「インディ・ジョーンズ」新作が今夏から撮影開始
主要指標終値
本日の注目通貨
ユーロ/ドル:急落
17日(火曜)のユーロ/ドルは大幅下落。1.12ドル手前から下げ始め、海外時間に1.10ドルを割って1.0954ドルまで下げました。
ドル調達コストが上昇するなかで、ユーロがドルに対して売られる状況はドル/円と同じ。しかし、それ以外にも下げる理由がありました。
この日、フランス、イタリアなど欧州4カ国は、新型コロナによる株価下落対策として空売りを禁止。株が売れないのならユーロを売るしかない、という動きが強まりました。フランスは5兆円規模、スペインは24兆円規模の景気刺激策を発表しましたが、これによって債券利回り格差が拡大するとの懸念もユーロ売りの一因になっています。なお、ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁は先週「利回りスプレッドを埋めるつもりはない(イタリアやスペインの債券が暴落しようがECBは関知しない)」という大失言をして、マーケットの信頼をなくしています。いずれにしてもECBの支援は期待できないということです。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
18日:欧州HICP(改定値)、カナダCPI(消費者物価指数)、米住宅着工、米建設許可件数 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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