4665 ダスキン 東証1部

PER(株価収益率)24.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り2.1%

 2月7日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲15.8%の67億円、経常利益▲19.1%の81億円の減収、減益の見通しです。同社の業容は、サービス:クリーンケアグループ、フードグループです。

 日経平均株価の底打ちが見えない状況では、買いは休む時ですが、その間は待ち伏せ買いとなります。この株は2020年3月13日、2018年12月25日の2,160円から2019年12月13日の3,145円までの上昇幅の2分の1押しを切ったので、次の下値ポイントの3分の2押しの2,500円前後が買いポイントとなります。もし、これを切れば全値押しを想定して2,400円、2,300円、2,200円、2,100円と少しずつ買い下がるという方法があります。

1852 淺沼組 東証1部

PER(株価収益率)8.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り5.0%

 2月6日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+10.0%の62.70億円、経常利益+9.7%の61.60億円の増収、増益の見通しです。

 2016年6月24日の1,810円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年2月21日に4,770円の高値をつけました。

 ここを当面のピークにして下降トレンド(B)へ転換。この中で2019年4月12日の2,231円を安値に上昇トレンド(C)へ転換しました。そして、4月12日の2,231円から5月24日の3,875円まで急伸後、三角保ち合い(D)を形成し、上放れて2020年2月10日に5,310円の高値更新となりました。

 ここをピークに、新型コロナウイルスによる下落相場に連動して下落。3月13日も3,850円と2分の1押しに接近後、+100円以上の4,135円と反発しました。戻りを試した後、再度、下値確認の動きとなる可能性があります。

1883 前田道路 東証1部

PER(株価収益率)14.3倍、PBR(株価純資産倍率)1.3倍、配当利回り27.9%

 2月7日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+5.1%の180億円、経常利益+3.8%の183億円の増収、増益の見通しです。

 2016年6月24日の1,639円の安値からの中長期トレンド(A)の中で、2017年12月14日の2,750円の高値をつけ、ここを当面のピークにして下落。2018年5月15日の2,481円を高値とし、8月13日の1,957円を安値とする三角保ち合い(B)に入りました。この中のもみ合いで煮詰まり、2019年5月14日の2,041円を安値に上放れとなり、10月4日の2,258円を安値に急騰。2020年1月21日に3,835円の高値をつけました。

 ここをピークに急騰後の反動と新型コロナウイルス問題で急落となっています。高配当銘柄として注目されているので、大きく下げたところは配当、およびリバウンド狙いとなります。

2816 ダイショー 東証2部

PER(株価収益率)30.9倍、PBR(株価純資産倍率)1.4倍、配当利回り1.6%

 2月4日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+0.8%の5.10億円、経常利益+9.0%の5.70億円の増収、増益の見通しです。2019年10月31日時点で大きな下方修正をしています。

 2008年10月27日の375円からの長期上昇トレンド(1)の中にあります。この中で2010年6月24日の524円からやや角度の大きい上昇トレンド(2)へ移行。さらに2012年5月17日の691円の安値から、急角度の上昇トレンド(3)へ移行しました。

 この上昇トレンド(3)の中で2018年2月28日の1,498円の高値をつけ、ここをピークに下落に転じています。そして、この1,498円のピークから3月15日の1,296円まで押し目を入れて反発。もみ合って9月26日の1,321円で売り転換となって、上昇トレンド(3)を下放れしました。その後12月25日の1,150円まで下げて反発した後、上昇トレンド(2)の中でもみ合い。その後、2020年3月10日の日経平均株価の急落にツレ安し、1,015円まで下落して1,099円で下放れとなり、上昇トレンド(2)を切ってしましました。

 出来高も少なく、業績も特別目立つものではないので、上昇トレンド(1)の中で、ゆっくり下値を切り下げていくパターンとなりそうです。

8157 都築電気 東証2部

PER(株価収益率)9.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.7%

 1月31日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+23.6%の41億円、経常利益+18.8%の41.50億円の5期連続の増収、増益の見通しです。1月31日に2019年10月31日時点比で上方修正しています。同社の業容は、通信:情報ネットワークソリューションサービスなどです。

 2012年11月21日の372円を安値に(1)→(2)→(3)と上昇角度を高くする上昇トレンドを形成。2016年4月13日の430円の安値からの上昇トレンド(2)の中で、2018年12月25日の671円を安値に急角度の上昇トレンド(3)へ移行。この中で2019年12月30日の1,630円の高値をつけました。

 ここから2020年1月30日の1,296円まで押し目を入れ、2月6日の1,541円まで戻した後、新型コロナウイルスによる全体相場の下落にツレ安し、2月28日の1,190円まで下げて、いったん反発した後、下値確認に動いています。