高配当利回り銘柄TOP15

コード 銘柄名 市場 株価 配当利回り 時価総額
6810 マクセルHLDG 東1 1,289 22.19 687
8616 東海東京フィナンシャルHLDG 東1 284 10.56 740
8219 青山商事 東1 1,205 8.30 607
8698 マネックスグループ 東1 208 7.93 553
6464 ツバキ・ナカシマ 東1 1,026 7.89 421
2914 日本たばこ産業 東1 2,144 7.18 42,880
7224 新明和工業 東1 1,218 7.17 852
7148 FPG 東1 856 7.07 762
2121 ミクシィ 東M 1,713 6.58 1,340
9434 ソフトバンク 東1 1,413 6.11 67,618
8185 チヨダ 東1 1,217 6.08 506
5019 出光興産 東1 2,658 6.02 8,025
7751 キヤノン 東1 2,734 5.85 36,458
5214 日本電気硝子 東1 1,823 5.80 1,814
8304 あおぞら銀行 東1 2,702 5.78 3,196
※データは2020年2月28日現在。
※配当利回りは予想、単位は%。時価総額の単位は億円。

  上表は、楽天証券の「スーパースクリーナー」を使用して算出した2020年2月28日現在での高配当利回りランキングとなっています。

 配当利回りはアナリストコンセンサスの配当予想を元にしたものです。一部ランキング上位銘柄の中には、直近での配当修正(株式分割含む)を反映していないものもあり、その分は除いたランキングとなっています。

 3月権利落ち前のタイミングで株式相場が急落したため、例年以上に利回り妙味は高まっている印象です。

 上表の中で注意したいものとしては、マクセル(6810)新明和工業(7224)などのように、今期限りと考えられる高水準の特別配当金が加わっているものもあるため、これらは来年度配当金をベースとした利回り水準が大きく低下することに注意が必要です。

 また、会社側で配当金予想を示していない企業もいくつかありますが、東海東京(8616)マネックス(8698)などはコンセンサス予想がやや楽観的な印象もあります。

アナリスト評価◎の割安高配当株TOP15

コード 銘柄名 市場 株価 配当
利回り
時価
総額
コンセンサス
レーティング
株価移動
平均線からの
乖離率
2914 日本たばこ産業 東1 2,144 7.18 42,880 3.5 -9.77
9434 ソフトバンク 東1 1,413 6.11 67,618 3.8 -4.08
5019 出光興産 東1 2,658 6.02 8,025 4.1 -8.92
4004 昭和電工 東1 2,332 5.68 3,491 3.6 -16.21
7270 SUBARU 東1 2,620 5.50 20,148 3.5 -5.84
8316 三井住友FG 東1 3,484 5.35 47,841 3.8 -11.35
9810 日鉄物産 東1 4,380 5.25 1,415 4 -12.7
7272 ヤマハ発動機 東1 1,728 5.21 6,048 3.7 -18.59
8354 ふくおかFG 東1 1,644 5.17 3,142 3.6 -17.87
8473 SBI HLDG 東1 2,175 5.11 5,145 3.8 -8.74
5020 JXTG HLDG 東1 434 5.10 14,019 4.1 -10.67
6301 小松製作所 東1 2,183 4.99 21,226 3.6 -13.81
4631 DIC 東1 2,559 4.88 2,435 3.8 -14.27
8058 三菱商事 東1 2,690 4.88 42,773 3.8 -6.59
5703 日本軽金属HLDG 東1 190 4.87 1,177 3.6 -14.41
※データは2020年2月28日現在。
※配当利回りは予想、単位は%。時価総額の単位は億円。移動平均線乖離率の単位は%、基準は13週移動平均線。

※コンセンサスレーティング…アナリストによる5段階投資判断(5:強気、4:やや強気、3:中立、2:やや弱気、1:弱気)の平均スコア。数字が大きいほどアナリストの評価が高い。

※移動平均線乖離率…株価が移動平均線(一定期間の終値の平均値を結んだグラフ)からどれだけ離れているかを表した指標。この数値がマイナスならば、移動平均線よりも現在の株価が安いということになる。

 上表は、長期投資に適した銘柄の高配当利回りランキングと位置付けられるでしょう。

 高配当利回り銘柄において、一定の規模(時価増額1,000億円以上)ファンダメンタルズ(アナリストの評価=コンセンサスレーティング3.5以上)テクニカル(13週移動平均線からの乖離率30%以下)などをスクリーニングしたものとなっています。すべて楽天証券の「スーパースクリーナー」でのスクリーニングが可能なものとなっています。

 直近で配当修正が行われて配当利回りの低下が反映されていないもの、特別配当一巡で来年度の配当利回りが大きく低下する見込みのものは除外しています。

 とりわけ、高利回り銘柄は減配による株価下落余地が大きくなりがちで、現在のように相場環境が不透明な局面では、相対的に減配の可能性などが低いとみられるアナリスト高評価銘柄への関心を高めるべきでしょう。