6804 ホシデン 東証1部

PER(株価収益率)8.2倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り2.4%

 2月7日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲4.0%の110億円、経常利益▲17.6%の110億円の減収、減益の見通しです。2月7日時点で昨年11月8日時点を上方修正しています。

 2016年7月8日の565円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年11月6日の2,041円の高値。ここをピークに調整入りし、12月15日の1,637円まで押し目を入れて、2018年2月1日の1,900円まで反発した後は二番天井となって、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2018年12月25日の645円で底打ちとなって上昇トレンド(C)へ移行。12月17日に1,445円の高値をつけて、もみ合っていましたが、新型コロナウイルスによる全体相場の下落を受け、ツレ安しています。

9468 KADOKAWA 東証1部

PER(株価収益率)11.0倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り2.0%

 2月13日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+269.4%の100億円、経常利益+156.8%の108億円の2期連続の増収、増益の見通しです。昨年11月14日時点で大幅な上方修正しています。

 2015年12月2日の1,975円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年8月19日の1,157円まで下落した後、2017年1月10日の1,777円まで上昇し、ここを戻り高値にして再下落となりました。その後、8月16日の1,200円まで下げた後、2018年1月5日の1,446円まで戻し、ここを高値に2018年3月28日の1,057円まで下落。約1年間の終値ベースで1,070~1,430円のボックス相場(B)となりました。

 このボックス相場の中で、2019年3月19日の1,152円を安値に6月5日の1,489円まで上昇して下降トレンド(A)を上放れ。ここでもみ合って8月6日の1,338円まで押し目を入れて、短期の上昇トレンド(C)を形成しています。

 この短期の上昇トレンド(C)の中で、11月8日の1,467円から急騰し、12月27日の2,137円まで上げて、そこから急落となっているところです。

3245 ディア・ライフ 東証1部

PER(株価収益率)8.2倍、PBR(株価純資産倍率)1.7倍、配当利回り5.2%

 2月12日発表の2020年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+17.3%の40億円と連続の増益の見通しです。同社の業容は、不動産:リアルエステート、セールスプロモーションです。

 2014年12月26日の168円(分割前675円)を安値に、2015年7月3日の750円(分割前3,000円)まで一本調整の上昇。その後、168円を安値の基点とする上昇トレンド(A)、7月3日の750円を高値とする下降トレンド(B)による三角もち合いを形成中となっています。

 この中で2016年2月24日の284円、6月24日の278円、11月9日の322円を三点底とし、ここから2018年1月12日の723円まで上昇。その後、ここを戻り天井にして2018年12月25日の362円まで下落し、もみ合って2019年5月14日の392円を二点底にして、短期の上昇トレンド(C)へ転換しました。

 この中で今年1月16日の620円まで上昇し、新型肺炎の拡大からの全体相場の下落にツレ安してきているところです。

6430 ダイコク電機 東証1部

PER(株価収益率)23.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り3.2%

 2月12日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲21.4%の12億円、経常利益▲28.5%の12.50億円の減収、減益の見通しです。

 今期、上方修正の期待で昨年末に1,700円台まで上昇したものの、その後、新型コロナウイルス問題で日本株の下落にツレ安しています。

 2016年2月24日の1,130円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、10月31日の1,687円の高値をつけ、ここから11月9日の1,481円まで押し目を入れて、角度の小さい短期の上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2018年5月21日の1,959円の高値をつけ、もみ合った後8月20日の1,944円で二番天井となって下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で、2019年6月3日の1,256円、8月6日の1,253円とダブル底に近い二点底をつけて反発。昨年12月20日に1,716円まで上昇し、ここが当面の戻り高値になって反落して、下値を確認中となっています。

 日経平均株価がどこまで下げるのか、新型コロナウイルスの行方次第で想定するのが難しくなっています。

 個別銘柄で見ると、この銘柄は全値押し近辺まで下げ、三点底を形成する状況になっています。リスクを取れる人は推奨したいところですが、8月6日の1,253円を切ったら買えると思っていたものの、2020年2月28日の終値は1,251円となりました。

4651 サニックス 東証1部

PER(株価収益率)10.1倍、PBR(株価純資産倍率)4.4倍、配当利回り0%

 2月13日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+108.3%の25.50億円、経常利益+97.1%の23.30億円と2四半期連続の上方修正中です。同社の業容は、サービス:SE事業部門、HS事業部門、ES事業部門、環境資源開発事業部門です。

 2015年5月11日の520円を戻り高値に、大幅下落調整となり、2016年2月12日の119円で底打ちとなりました。ここから520円を高値とし、119円を安値とする大きな三角もち合い(A)を形成しました。

 さらに、このもち合いが煮詰まる段階で、2018年9月10日の290円を高値とし、12月25日の159円を安値とする、小さな三角もち合い(B)を形成しました。このもち合いが煮詰まったところの2019年8月6日の208円を安値に上放れとなり、さらに三角もち合い(A)も上放れして、10月1日に433円の高値をつけました。

 ここから10月21日の364円まで押し目を入れて再上昇となり、11月20日に465円と年初来高値更新となり、ここをピークにいったん調整入り。2月7日に313円まで下落し、2月14日に新型コロナウイルスによる全体相場の下落の中で、しっかりした動きとなっていましたが、今は押し目をつけています。