8061 西華産業 東証1部

PER(株価収益率)10.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り3.3%

 2月10日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+13.3%の24億円、経常利益+11.7%の27億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は、卸売業:電力、化学、エネルギー、産業機械、素材などです。

 2016年2月12日の1,000円(併合前200円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年1月9日の3,350円の高値をつけました。ここをピークに反落となり、2月13日の2,248円まで下げて戻り入り。その後、5月9日の2,980円を戻り高値にして下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2019年5月14日の1,183円で底打ちとなってもみ合い、下降トレンド(B)を横に抜け、8月28日の1,222円を二番底にして11月12日の1,530円まで反発しました。現在は、ここからの下げで下値を確認しているところです。下値は1,183円の底打ちから緩やかなに下値を切り上げているように見えます。

4406 新日本理化 東証1部

PER(株価収益率)11.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り1.4%

 11月13日発表時点の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+21.3%の7.30億円、経常利益+11.9%の8.90億円の3期連続の増収、増益の見通しです。

 2016年2月15日の115円、6月24日の120円を二点底にして大幅上昇となり、2017年8月17日の334円まで上昇しました。ここから9月6日の234円まで押し目を入れて反発。9月21日には345円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(A)に転換しました。

 この下降トレンド(A)の中で2018年12月25日の116円で底打ちとなり、ここから反発し、下降トレンド(A)を上に抜けて2019年3月5日の219円まで上昇しました。ここからの調整で8月29日の172円まで下げて反発となり、11月14日の229円まで上昇して押し目を形成しているところです。

5658 日亜鋼業 東証1部

PER(株価収益率)15.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.4倍、配当利回り-%

 1月31日発表の2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+37.9%の16億円、経常利益+24.8%の19億円の3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、鉄鋼:普通線材製品、特殊線材製品です。

 2013年12月26日の415円を高値に、下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年6月24日の201円で底打ちとなりました。下値は、この201円を安値に切り上げる上昇ライン(B)となっていますが、上値はザラ場では2018年1月30日の396円、2019年3月13日の406円、2020年1月28日の385円と三尊天井の形です。しかし、終値ベースでは388円の横ライン(C)となっており、左片を直角とする下値を切り上げの直角三角形(D)となっています。普通であれば下値を切り上げていくと、388円を終値ベースで上回ると上放れの形となります。

4526 理研ビタミン 東証1部

PER(株価収益率)17.7倍、PBR(株価純資産倍率)1.3倍、配当利回り2.0%

 1月30日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+34.6%の68億円、経常利益+31.7%の64億円の増収、増益の見通しです。

 2016年10月17日の5,100円の高値からの値幅の大きい下降トレンド(A)を形成し、この中で2018年9月18日の3,685円の安値をつけて反発し、10月10日の4,035円を戻り高値にして、やや小幅の下降トレンド(a)へ移行しました。

 この中で2019年8月19日の3,250円で底打ちとなって、10月4日の3,405円を二番底にして急伸。下降トレンド(a)、下降トレンド(A)を上に抜けて11月1日の4,120円まで上昇しました。ここでいったん一服となり、短期の買い転換となって、12月9日の3,905円まで押し目を入れ再上昇となり、12月20日に4,095円で再び買い転換となりましたが、新型肺炎問題で方向感の定まらない動きとなっています。

6382 トリニティ工業 東証2部

PER(株価収益率)10.2倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.3%

 1月31日発表時点の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+20.5%の23億円、経常利益+11.2%の25億円の増収、増益の見通しです。1月31日に2019年10月30日時点の予想を上方修正しています。同社の業容は、機械:設備部門、自動車部門です。

 2014年10月16日の395円の安値、2016年2月1日の505円を高値とする終値ベースでは400~505円のもみ合い(A)が2017年2月まで続きました。

 この中で2017年2月14日の500円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2018年2月5日に1,200円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(C)へ転換し、この中で12月28日の486円で底打ちとなって反発。2019年8月1日の719円まで上昇後、小さな三角もち合い(D)となりました。この三角もち合いの中で、8月26日の630円を安値に上放れて上昇トレンド(E)へ移行し、1,017円の高値をつけて反落となっています。現在は下値確認を待つところです。