投資信託(ファンド)では「パッシブ(消極的な)運用」をポリシーにしているものがあります。それはどんな運用方法?

  • 頻繁に売買することに消極的で、一度銘柄を購入したら長期保有に徹するファンド
  • ハイリターンを積極的に狙うのではなく、ローリスクに徹する無難なファンド
  • 日経平均株価など株式指数と運用成績が連動することをひたすら目指すファンド

ヒント

パッシブの反対の「アクティブ運用」とは、ファンドマネージャーが独自の視点や投資判断で自由に積極的に運用することです。

解答

3:日経平均株価など株式指数と運用成績が連動することをひたすら目指すファンド

株や債券市場には、金融情報会社や新聞社、取引所などが作った、その市場の値動き全体を示す、さまざまな指数が作れられています。それらの指数を「ベンチマーク」にして、その構成銘柄を組み入れることで、指数自体と同じように値動きすることを目指すのがパッシブファンドで、別名「インデックスファンド」とも呼ばれます。アクティブファンドのように有望企業の情報収集に労力をかける必要もないので、運用コストがとても安いのがメリットです。

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