7148 FPG 東証1部

PER(株価収益率)9.1倍、PBR(株価純資産倍率)2.8倍、配当利回り5.9%

 10月31日発表の2020年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲2.7%の140.45億円、経常利益+0.7%の144.91億円の小幅の減収・増益の見通しです。同社の業容は証券・商品:FPG、FPG証券などです。

 2015年8月25日の683円、2016年1月21日の755円を二点底にして反発。4月12日の1,424円まで上昇後、再下落となって11月9日の774円の安値をつけ、上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2018年1月26日の1,729円の高値をつけ、ここをピークにして下降トレンド(C)へ転換。2019年6月6日の832円まで下げて、当面の底打ちとなり、下降トレンド(C)を上に抜けて、11月11日の1,224円まで反発。その後、12月16日の1,007円まで下げて押し目を入れています。

4216 旭有機材 東証1部

PER(株価収益率)11.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.0%

 2016年6月24日に925円(併合前185円)で当面の底打ちとなって、上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年10月2日に2,935円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、12月25日の1,321円を一番底、2019年8月15日の1,172円とさらに一段安い二点底をつけました。その後、反発し、12月30日に1,842円の戻り高値をつけて、短期の売り転換となっています。

 目先は新型肺炎の拡大で全体相場の大きな下落に連れ安する可能性が高いので、短期の空売り、もしくは待ち伏せ買いを狙うことになります。

 7241 フタバ産業 東証1部

PER(株価収益率)8.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り1.5%

 10月30日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+39.8%の95億円、経常利益+47.3%の95億円の増収・増益の見通しです。2019年7月30日時点で上方修正しています。

 2016年7月8日の426円を安値に、10月3日の486円を二点底にして上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年9月28日に1,278円の高値をつけました。ここをピークに11月20日の992円まで押し目を入れて、2018年の2月2日に1,230円まで反発。ここが戻り天井となって、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、12月25日の477円で底打ちとなり、2019年3月25日の505円を二番底にして、4月23日の741円まで上昇しました。ここを目先の戻りとして大幅下落し、6月3日の518円まで下げて、短期の上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この中で11月11日に868円の戻り高値をつけ、押し目を形成中となっています。

9972 アルテック 東証1部

PER(株価収益率)10.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り1.2%

 1月14日発表の2020年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+14.8%の7億円、経常利益+2.2%の6億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は、卸売業:商社、プリホームなどです。

 2016年6月16日の121円で底打ちとなり、11月8日の304円まで反発して、12月26日の193円まで下げてもみ合い(194~247円)へ移行。この中で2017年9月6日の215円を安値に上放れとなり、上昇トレンド(A)を形成しました。

 この上昇トレンド(A)の中で、2018年1月12日の470円の高値をつけて、ここがピークとなりました。その後、2月14日の293円まで押し目を入れ、4月13日に438円の二番天井をつけ、上昇トレンド(A)を切って、6月28日の302円まで下げて三角保ち合い(B)となりました。

 この三角保ち合い(B)の中で、10月1日の380円の高値から下放れとなって、12月25日の188円の安値をつけ、もみ合って2019年8月26日の194円を二番底に、上昇に転じているところです。

3244 サムティ 東証1部

PER(株価収益率)7.6倍、PBR(株価純資産倍率)1.1倍、配当利回り4.4%

 1月7日発表時点の2020年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+13.7%の175億円、経常利益+10.7%の146億円の増収・増益が継続しています。

 2016年2月12日の880円を安値とする右肩上がりの直角三角形の保ち合い(A)の中で、2017年4月13日の1,026円を安値に上放れとなり、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2018年4月19日の2,338円、6月15日の2,317円と二点天井を作って下落し、8月21日の1,803円まで下げて急反発し、8月31日の2,450円の高値をつけました。

 ここをピークに一直線の下落となり、12月25日の1,116円で底打ちとなり、2019年3月5日の1,583円まで反発。4月12日の1,313円まで押し目を入れて、上昇トレンド(C)へ転換しました。

 この中で12月25日の2,293円の高値をつけ、2020年1月14日に1,822円まで下落してもみ合っているところです。