本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.29円
↓下値メドは109.48円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
中国の「新型コロナウイルス」
終息が先か、円高が先か?
22日(水曜)のドル/円は110円を挟んだ動きでした。高値は東京時間の110.09円、安値は海外時間につけた109.83円。ドル/円が今週110円を割るきっかけとなったのは、中国で感染が拡大する新型コロナウイルスです。ドル/円との直接の因果関係はともかく、マーケットはこれを材料にドル/円を売っているのです。
今週末から始まる春節は延べ30億人の民族大移動といわれています。パンデミック(世界的な感染の流行)が急速に拡大することになれば、円買いの理由が強まります。
今のところマーケットは、ドル/円を110円台では追いかけてまで買う意欲はないようです。どちらかというと落ちてくるのを待っている状態。そのため下値も限定的です。ただ気がかかりは、パンデミックが株式市場の大型調整のきっかけにつながることです。リスクオフが強まるなら、ドル/円の下値余地が広がるでしょう。
今夜はECB(欧州中央銀行)理事会。昨年12月にデビューしたラガルド総裁は、欧州の経済について「安定化の兆しがみられる」と発言しました。ドラギ前総裁より以上にラガルド総裁は「ハト派」姿勢を打ち出すと思われていただけに意外だったのですが、実際、欧州の経済指標は改善を示しています。潜在的なユーロ買い期待のなかで、今夜のECB理事会とラガルド総裁の発言がユーロ上昇のきっかけになることを期待したいと思います。
ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルの日足チャートは、「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
22日のドル/円のNY市場終値は109.85円
21日の終値に比べ0.03円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
人々はあなたが何を言ったか、何をしたかは忘れてしまう。でも、あなたにどんな気持ちにさせられたかは決して忘れない。- マヤ・アンジェロウ(活動家・詩人)
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ大統領「必要ならば北朝鮮に軍事力行使も辞さない」
関税が米小売業者の利益を圧迫。関税値上がり分を業者が負担
ユーロ:
フランス財務相「米国がフランス製品に関税かけるなら、報復の用意がある」
ポンド:
EU(欧州連合)離脱にあわせて「ブレグジット記念硬貨」発行へ
ポンド安がインフレの急速な上昇をもたらす可能性
トルコリラ:
トルコ株インデックス価格が急上昇、約2年ぶりの高値。米イラン対立鎮静化で
その他:
ゴムのように柔軟な新コンクリートが開発される。耐久力は9倍
ヘンリー王子、最後の公務終える。関連グッズは暴落
北朝鮮が新型コロナウイルスを警戒。 外国人観光客に対し国境閉鎖
主要指標終値
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本日の注目通貨
ドル/円:22日のレンジ 109.83円 から 110.09円
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ユーロ/円:22日のレンジ 121.61円 から 122.01円
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ユーロ/ドル:22日のレンジ 1.1070ドル から 1.1098ドル
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トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
23日:豪雇用統計、ECB政策金利、ラガルドECB総裁 記者会見 など
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◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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